はじめに:自社ECサイトの選択肢が多様化する2025年
オンラインショッピングの普及が加速する中、自社ECサイトの構築方法も多様化しています。中でも特別な開発知識がなくても簡単にECサイトを立ち上げられるASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)型のECプラットフォームが、多くの事業者から選ばれています。
2025年現在、日本市場で人気のECプラットフォームには、Shopify(ショッピファイ)、BASE(ベイス)、STORES(ストアーズ)、EC-CUBE、Wixなどがあります。これらのサービスはそれぞれに特徴があり、事業規模や目的によって最適な選択肢が異なります。
本記事では、自社ECサイト構築を検討している方や現在使用しているASPの乗り換えを考えている方のために、各ASPの特徴を詳しく比較。さらに業種別・規模別のおすすめプラットフォームや、実際のユーザーの声をもとにした選び方のポイントまで、徹底的に解説します。
2025年版 ECプラットフォーム比較一覧
まずは、各ECプラットフォームの基本情報を一覧表で比較してみましょう。
項目 | Shopify | BASE | STORES | EC-CUBE | Wix |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料(自社構築の場合は開発費あり) | 無料 |
月額料金(最安プラン) | 2,900円〜 | 無料 | 無料 | 無料(サーバー代別) | 1,950円〜 |
決済手数料(最低) | 2.9%+30円 | 3.6%+40円 | 5%(無料プラン) 3.6%(有料プラン) | カスタム可能 | 2.9%+30円 |
取引手数料 | Shopify Payment利用で無料 | 3%(グロースプランは無料) | 無料 | なし | なし |
デザインテンプレート数 | 150+ | 100+ | 60+ | 10+(拡張可能) | 800+ |
アプリ・拡張機能数 | 10,000+ | 50+ | 内部機能中心 | プラグインで拡張可能 | 300+ |
越境EC対応 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
カスタマイズ性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
使いやすさ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
運用サポート | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
SEO対応 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
モール連携 | 楽天、Amazon他 | Amazon | 楽天 | 各種連携可能(カスタム) | 各種連携可能 |
POS連携 | あり(公式) | 一部対応 | あり | プラグインで対応 | 一部対応 |
主な対象層 | 中小〜大規模事業者 | 個人〜小規模事業者 | 個人〜中小事業者 | 中小〜大規模事業者 | 小規模〜中小事業者 |
※料金や機能は2025年5月時点のもので、為替や各社のアップデートにより変更される可能性があります。
Shopifyの特徴と最新機能
Shopifyの概要
Shopify(ショッピファイ)は、カナダ発のグローバルECプラットフォームで、世界175ヵ国以上、500万店舗以上(2025年現在)で利用されています。日本でも2017年に本格展開して以降、利用店舗数が急増しています。
2025年の最新機能とアップデート
AI機能の強化
2025年のShopifyは、AI機能を大幅に強化。「Shopify Magic」によって、商品説明の自動生成や、顧客の行動パターンを分析したレコメンデーションが可能になりました。また、AIによる画像生成機能も追加され、商品の背景除去や画像編集が簡単になりました。
オムニチャネル販売の進化
実店舗とオンラインショップの連携がさらに強化され、在庫管理から顧客データまで一元管理できるようになりました。新たに追加された「Shopify POS Pro」では、店舗スタッフへのタスク割り当てやシフト管理も可能に。
パーソナライゼーション機能の拡充
顧客ごとに異なる商品表示や価格設定が可能な「Dynamic Pricing」機能が追加されました。また、顧客の購買履歴や閲覧履歴に基づいた完全パーソナライズドなショッピング体験を提供できます。
Shopifyの主なメリット
- デザインの自由度が高い:150以上のプロフェッショナルなテーマから選択でき、高度なカスタマイズも可能
- アプリエコシステムが充実:10,000以上のアプリで機能拡張が可能で、あらゆるニーズに対応
- グローバル展開に強い:多言語・多通貨対応で越境ECに最適
- マーケティング機能が充実:SEO対策、SNS連携、メールマーケティングなどのツールが豊富
- 高いセキュリティと安定性:99.99%の稼働率と強固なセキュリティ体制
Shopifyの主なデメリット
- 月額コストがかかる:無料プランがなく、最低でも月額2,900円からのスタート
- 日本語サポートが限定的:英語サポートが中心で、日本語対応は徐々に改善中
- アプリに依存しがち:基本機能を拡張するには有料アプリが必要なケースも多い
- コード編集の制約:一部カスタマイズには「Liquid」という独自言語の知識が必要
こんな方にShopifyがおすすめ
- 本格的なECビジネスを展開したい中小・大規模事業者
- ブランドイメージにこだわったデザイン性の高いECサイトを作りたい方
- 将来的に海外展開を視野に入れている事業者
- マーケティング活動に力を入れたいと考えている方
- 複数販売チャネル(SNS、実店舗など)を一元管理したい方
BASEの特徴と最新機能
BASEの概要
BASE(ベイス)は、日本発のECプラットフォームで、「誰でも簡単にネットショップを開設できる」をコンセプトに開発されました。2025年現在、230万店舗以上が利用する国内最大級のECプラットフォームです。
2025年の最新機能とアップデート
UI/UXの刷新
2024年末に行われた大規模なUI/UXの刷新により、より直感的な操作性とモダンなデザインを実現。特にモバイル管理機能が強化され、スマホだけでの店舗運営がさらに容易になりました。
BASEマーケットの拡充
BASEの特徴であるマーケットプレイス機能がさらに強化され、カテゴリ検索の精度向上や、AIレコメンデーション機能の追加により、店舗の露出機会が増加しました。
物流サービスの強化
「BASE Shipping」サービスが拡充され、全国一律の配送料金や、複数商品の一括発送などが可能に。小規模事業者でも効率的な物流管理が実現できるようになりました。
BASEの主なメリット
- 初期費用・月額費用が無料:売上が発生するまでコストがかからない
- 簡単操作:3つの項目を埋めるだけでショップ開設が可能
- BASEマーケット連携:自社ECだけでなくマーケットプレイスでも商品を販売可能
- アプリ連携:LINE公式アカウントやInstagramなどとの連携が簡単
- 豊富なサポート:日本語による手厚いサポート体制
BASEの主なデメリット
- 取引手数料が高め:売上に対して3%のサービス利用料がかかる
- デザインのカスタマイズ性に制限:高度なカスタマイズには限界がある
- 機能の拡張性に制限:アプリの数がShopifyなどに比べると少ない
- グローバル対応が弱い:多言語・多通貨対応が限定的
- 大規模運用には向かない:商品数が多くなると管理が煩雑になりがち
こんな方にBASEがおすすめ
- 初めてECサイトを始める個人や小規模事業者
- コストを抑えてECを始めたい方
- 技術的な知識がなくても簡単に運営したい方
- 実店舗のサブチャネルとしてECを検討している方
- 手軽にハンドメイド商品などを販売したい方
STORESの特徴と最新機能
STORESの概要
STORES(ストアーズ)は、ヘイ株式会社が運営する日本発のECプラットフォームです。シンプルで使いやすいインターフェースが特徴で、初心者でも簡単にプロフェッショナルなECサイトを構築できます。
2025年の最新機能とアップデート
サブスクリプション機能の強化
定期販売機能が大幅に強化され、柔軟な配送間隔の設定や、顧客自身による配送スケジュールの調整が可能になりました。サブスクリプションビジネスに最適な機能が充実しています。
デジタルコンテンツ販売の拡充
オンラインクラスやデジタルコンテンツ販売のための機能が強化され、視聴制限やダウンロード期限の設定など、より細かな制御が可能になりました。
予約販売システムの刷新
サービス予約やイベント予約のための機能が刷新され、時間枠の設定や予約状況の可視化、自動リマインダーなどの機能が追加されました。
STORESの主なメリット
- 無料プランあり:初期コストを抑えてスタート可能
- 操作性の良さ:直感的なUI/UXで初心者でも簡単に操作可能
- 基本機能が充実:追加アプリなしでも多くの機能を使える
- 倉庫サービスとの連携:「STORES物流」を使えば発送業務を外部委託可能
- 決済手数料の安さ:有料プランなら決済手数料が3.6%と比較的安価
STORESの主なデメリット
- カスタマイズ性に制限:高度なデザインカスタマイズには限界がある
- 拡張性に制限:外部アプリとの連携がやや限定的
- 無料プランの手数料が高い:無料プランでは決済手数料が5%と高め
- 越境EC機能が弱い:海外販売向けの機能が限られている
- 大量在庫管理には不向き:多数の商品や複雑な在庫管理には向かない
こんな方にSTORESがおすすめ
- シンプルで使いやすいECサイトを素早く立ち上げたい方
- 物理的な商品だけでなく、サービス予約やデジタルコンテンツも販売したい方
- 少量多品種の商品を取り扱う小規模事業者
- 発送業務を簡略化したい方
- 実店舗のサイドビジネスとしてECを始めたい方
EC-CUBEの特徴と最新機能
EC-CUBEの概要
EC-CUBEは、日本発のオープンソースECプラットフォームで、カスタマイズ性の高さが特徴です。ASP型とは異なり、自社でサーバーを用意して構築するタイプのECサイトですが、2025年現在はクラウド版も提供されています。
2025年の最新機能とアップデート
クラウド版の強化
従来のオンプレミス型に加えて、クラウド版「EC-CUBE Cloud」がさらに機能強化。サーバー管理の手間なく、EC-CUBEの高いカスタマイズ性を活かせるようになりました。
セキュリティ機能の強化
EC-CUBE 4.3では、セキュリティ機能が大幅に強化され、PCI DSS準拠のセキュリティ対策が標準実装されました。クレジットカード情報の非保持化も容易になっています。
管理画面のUX改善
管理画面のユーザーインターフェースが刷新され、より直感的な操作が可能に。特にモバイル管理機能が強化され、スマホからの運営がしやすくなりました。
EC-CUBEの主なメリット
- 高いカスタマイズ性:ソースコードレベルでの自由なカスタマイズが可能
- 初期コストの抑制:プラットフォーム自体は無料で利用可能
- プラグインによる拡張性:豊富なプラグインで必要な機能を追加できる
- 日本仕様に最適化:消費税対応や日本の商習慣に合わせた設計
- 自社データの完全所有:顧客データなどを自社で完全に管理できる
EC-CUBEの主なデメリット
- 技術的知識が必要:導入や運用に一定の技術知識が必要
- サーバー費用が別途必要:サーバーの選定や管理が必要
- 構築に時間がかかる:ASP型に比べて立ち上げに時間がかかる
- サポート体制に差がある:選ぶパートナーによってサポート品質に差が生じる
- アップデートが複雑:バージョンアップの際に専門知識が必要
こんな方にEC-CUBEがおすすめ
- 細部まで自社の要件に合わせたカスタマイズがしたい中小・大規模事業者
- 顧客データなどを自社で完全に管理したい事業者
- 長期的なEC運用を見据えてコストを抑えたい方
- 技術リソースを持っている、または信頼できる開発パートナーがいる企業
- 既存システムと緊密に連携したECサイトを構築したい企業
Wixの特徴と最新機能
Wixの概要
Wix(ウィックス)は、もともとWebサイト構築ツールとして知られていましたが、EC機能「Wix eCommerce」の強化により、本格的なECプラットフォームとしても人気を集めています。直感的なドラッグ&ドロップエディターで、デザイン性の高いECサイトを簡単に作成できます。
2025年の最新機能とアップデート
AIサイトジェネレーターの進化
「Wix ADI(Artificial Design Intelligence)」が進化し、ユーザーの回答に基づいて最適なECサイトを自動生成する機能がさらに精度向上。わずか数分でブランドに合ったECサイトが完成します。
マルチチャネル販売の強化
Instagram、Facebook、Amazonなど主要プラットフォームとの連携が強化され、Wixから一元的に商品情報や在庫を管理できるようになりました。
分析・レポート機能の拡充
データ分析機能が大幅に強化され、顧客行動の詳細な追跡や、売上予測など高度な分析が可能になりました。マーケティング施策の効果測定も容易になっています。
Wixの主なメリット
- 優れたデザイン性:800以上のテンプレートと自由度の高いエディターでデザイン性の高いサイトを作成可能
- 使いやすさ:プログラミング知識なしでドラッグ&ドロップで編集可能
- 総合的なウェブサイト機能:ECだけでなく、ブログやポートフォリオなども同時に構築可能
- SEO対策ツールの充実:内蔵のSEOツールで検索エンジン対策が容易
- モバイルアプリでの管理:専用アプリで外出先からもサイト管理が可能
Wixの主なデメリット
- データの移行が難しい:他のプラットフォームへの移行がやや困難
- 大規模ECには不向き:大量の商品管理や複雑な在庫管理には限界がある
- カスタマイズに限界:HTMLやCSSの直接編集に制限がある
- ページ読み込み速度:複雑なサイトでは読み込み速度が低下することも
- 日本語サポートの限定:英語サポートが中心で日本語対応は限定的
こんな方にWixがおすすめ
- デザイン性の高いECサイトを簡単に構築したい個人・小規模事業者
- ECだけでなく、企業サイトやブログも一体的に運営したい方
- 技術的な知識がなくても自分でサイトを作りたい方
- 少量の商品を取り扱う小規模ECサイトを運営したい方
- ポートフォリオサイトと連動したECサイトを構築したいクリエイター
料金・手数料の詳細比較
ECプラットフォーム選びで最も重要な要素の一つが「コスト」です。初期費用、月額費用、決済手数料など、各プラットフォームの料金体系を詳しく比較してみましょう。
初期費用
プラットフォーム | 初期費用 | 備考 |
---|---|---|
Shopify | 無料 | 14日間の無料トライアル期間あり |
BASE | 無料 | すぐに本番環境で開始可能 |
STORES | 無料 | すぐに本番環境で開始可能 |
EC-CUBE | 無料(ソフトウェア自体) | 自社構築の場合は開発費、サーバー費用が必要 |
Wix | 無料 | 無料プランではECサイト構築不可 |
月額費用(2025年5月現在)
プラットフォーム | プラン名 | 月額費用(税込) | 主な機能 |
---|---|---|---|
Shopify | ベーシック | 2,900円 | 無制限の商品登録、2スタッフアカウント |
スタンダード | 7,900円 | 詳細なレポート機能、5スタッフアカウント | |
アドバンスド | 32,800円 | 高度なレポート機能、15スタッフアカウント | |
Plus | 要問合せ(約30万円〜) | エンタープライズ向け機能、無制限のスタッフ | |
BASE | スタンダード | 無料 | 基本的なEC機能、無制限の商品登録 |
グロースプラン | 16,580円 | サービス利用料無料、決済手数料優遇、高度な機能 | |
STORES | フリープラン | 無料 | 基本的なEC機能、無制限の商品登録 |
ベーシック | 2,980円 | 決済手数料優遇、追加機能、無制限の商品登録 | |
EC-CUBE | オープンソース | 無料(サーバー代別) | フル機能、無制限カスタマイズ |
クラウド版 | 10,000円〜 | サーバー管理不要、基本的なサポート | |
Wix | ビジネスベーシック | 1,950円 | EC基本機能、無制限の商品登録 |
ビジネスアンリミテッド | 2,700円 | 追加機能、高度な通貨設定、マーケットプレイス | |
ビジネスVIP | 4,950円 | 優先サポート、カスタマーロイヤルティプログラム |
決済・取引手数料
プラットフォーム | 決済手数料 | 取引手数料 | 入金サイクル | 備考 |
---|---|---|---|---|
Shopify | 2.9%+30円〜3.9%+30円 | Shopify Paymentsで無料 | 最短2営業日〜 | プラン別で決済手数料が変わる |
BASE | スタンダード:3.6%+40円 グロースプラン:2.9% | スタンダード:3% グロースプラン:無料 | 最短翌営業日(急ぎ振込) | 振込手数料:一律250円 |
STORES | フリープラン:5% ベーシック:3.6% | 無料 | 月末締め翌月25日払い | 振込手数料:一律275円 |
EC-CUBE | 決済会社により異なる | なし | 決済会社による | カスタム可能 |
Wix | 2.9%+30円 | なし | 設定により異なる | 多通貨対応可能 |
隠れコストに注意
ASP選びでは、表面上の料金だけでなく「隠れコスト」にも注意が必要です。
- Shopify:必要な機能によっては月額の有料アプリを複数導入することになり、コストが膨らむ可能性がある
- BASE:売上が増えるほどサービス利用料(取引手数料)の負担が大きくなる
- STORES:振込手数料が発生するほか、少額の場合は事務手数料も必要
- EC-CUBE:サーバー費用、保守費用、アップデート対応などのコストがかかる
- Wix:上位プランでないと一部機能が使えない制約あり
機能面の詳細比較
各ASPの機能を項目別に徹底比較します。自社のビジネスに必要な機能が標準で備わっているのか、アドオンで追加できるのかをチェックしましょう。
基本機能
機能 | Shopify | BASE | STORES | EC-CUBE | Wix |
---|---|---|---|---|---|
商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
商品バリエーション | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
在庫管理 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
複数配送先設定 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
セキュリティ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
モバイル対応 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
顧客管理 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
会員機能 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
購入履歴管理 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
マーケティング機能
機能 | Shopify | BASE | STORES | EC-CUBE | Wix |
---|---|---|---|---|---|
SEO対策ツール | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
SNS連携 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
メールマーケティング | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
クーポン・割引機能 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ポイントプログラム | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
アバンドンカート対策 | ★★★★★ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
レビュー機能 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
販売機能
機能 | Shopify | BASE | STORES | EC-CUBE | Wix |
---|---|---|---|---|---|
決済方法の多様性 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
越境EC対応 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
税設定の柔軟性 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
定期購入(サブスク) | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
デジタル商品販売 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
予約販売 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
B2B機能 | ★★★★☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
カスタマイズと拡張性
機能 | Shopify | BASE | STORES | EC-CUBE | Wix |
---|---|---|---|---|---|
デザインテンプレート数 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
デザインカスタマイズ性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
アプリ・プラグイン数 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
API連携 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
外部システム連携 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
コード編集の自由度 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
分析と運用機能
機能 | Shopify | BASE | STORES | EC-CUBE | Wix |
---|---|---|---|---|---|
売上分析 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
トラフィック分析 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
顧客分析 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
レポート機能 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
モバイル管理アプリ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
バックアップ機能 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
業種別おすすめプラットフォーム
業種によって最適なECプラットフォームは異なります。それぞれの業種に適したプラットフォームを紹介します。
アパレル・ファッション業界
おすすめ:Shopify、Wix
アパレル業界では、商品の見せ方や世界観の表現が重要です。多彩なデザインテンプレートと高いカスタマイズ性を持つShopifyやWixが適しています。特にShopifyは、サイズや色のバリエーション管理が優れており、Instagram連携も強力です。
食品・飲料業界
おすすめ:STORES、BASE
生鮮食品や季節商品など、頻繁に商品の入れ替えが必要な食品業界では、操作が簡単なSTORESやBASEが向いています。特にSTORESは予約販売機能や定期購入機能が充実しており、食品サブスクリプションにも適しています。
美容・コスメ業界
おすすめ:Shopify、Wix
コスメ業界ではブランドイメージと顧客体験が重要です。洗練されたデザインと豊富なマーケティング機能を持つShopifyやWixが向いています。特にShopifyは顧客データの分析や、リピート購入促進のツールが充実しています。
インテリア・家具業界
おすすめ:Shopify、EC-CUBE
サイズや素材など詳細な商品情報が重要な家具業界では、商品情報の柔軟な管理ができるShopifyやEC-CUBEが向いています。特にShopifyはAR機能による設置イメージの確認など、最新技術も活用できます。
デジタルコンテンツ・サービス業界
おすすめ:STORES、Wix
オンラインクラスやデジタルダウンロード販売には、デジタルコンテンツ販売機能が充実したSTORESやWixが適しています。特にSTORESは電子チケットやデジタルコンテンツ販売に特化した機能を持っています。
ハンドメイド・クラフト業界
おすすめ:BASE、STORES
個人作家や小規模な制作者には、初期コストが低く操作が簡単なBASEやSTORESがおすすめです。特にBASEはハンドメイド作家が多く利用しており、コミュニティとしての側面もあります。
電子機器・ガジェット業界
おすすめ:Shopify、EC-CUBE
詳細な商品スペックの表示や複雑な在庫管理が必要な電子機器業界では、高機能なShopifyやEC-CUBEが適しています。特にEC-CUBEは細かなカスタマイズが可能で、複雑な商品仕様の表示に向いています。
規模別おすすめプラットフォーム
事業規模によっても最適なプラットフォームは異なります。規模別のおすすめと選定ポイントを紹介します。
個人・副業レベル(月商10万円未満)
おすすめ:BASE、STORES(フリープラン)
個人や副業レベルでは、初期投資を抑えられるBASEやSTORESのフリープランがおすすめです。月額固定費がかからず、売上に応じた手数料のみのため、リスクを最小限に抑えられます。
選定ポイント:
- 初期費用・固定費が低いこと
- 操作が簡単でメンテナンスの手間が少ないこと
- 簡単に始められてすぐに商品を販売できること
小規模事業者(月商10万円〜100万円)
おすすめ:Shopify(ベーシック)、STORES(ベーシック)、Wix(ビジネスベーシック)
小規模事業者には、基本機能が充実しつつも月額コストが比較的抑えられるShopifyのベーシックプランやSTORESのベーシックプラン、Wixのビジネスベーシックプランがおすすめです。
選定ポイント:
- 成長に合わせて機能を拡張できること
- デザインの自由度が高いこと
- マーケティング機能が充実していること
- モバイル管理が容易であること
中規模事業者(月商100万円〜1,000万円)
おすすめ:Shopify(スタンダード)、EC-CUBE、BASE(グロースプラン)
本格的なEC運営を行う中規模事業者には、高度な分析機能やマーケティングツールを備えたShopifyのスタンダードプラン、カスタマイズ性に優れたEC-CUBE、取引手数料無料のBASEグロースプランがおすすめです。
選定ポイント:
- 詳細な売上・顧客分析ができること
- 多様なマーケティング施策が実施できること
- 複数スタッフでの管理が可能なこと
- 他システムとの連携が充実していること
大規模事業者(月商1,000万円以上)
おすすめ:Shopify(アドバンスド/Plus)、EC-CUBE(大規模カスタマイズ)
大規模なEC運営には、エンタープライズレベルの機能と拡張性を持つShopifyのアドバンスドプランやPlusプラン、完全カスタマイズ可能なEC-CUBEが適しています。
選定ポイント:
- 大量のトラフィックや注文処理に耐えられること
- 細かなカスタマイズや機能拡張が可能なこと
- 高度なセキュリティ対策が施されていること
- 複数チームでの権限管理ができること
- ERPなど基幹システムとの連携が可能なこと
越境EC・グローバル展開
おすすめ:Shopify、EC-CUBE(国際対応版)
海外展開を視野に入れている事業者には、多言語・多通貨対応に優れたShopifyや、国際対応版のEC-CUBEがおすすめです。特にShopifyはグローバル展開に強く、世界各国の税制や物流にも対応しています。
選定ポイント:
- 多言語・多通貨対応が充実していること
- 国際配送や関税計算に対応していること
- グローバルなセキュリティ基準を満たしていること
- 海外決済サービスとの連携が豊富なこと
後半部分のHTMLコードを提供します。
各プラットフォームの導入手順サマリー
各プラットフォームの導入手順を簡潔にまとめました。具体的な手順やヒントを参考に、スムーズな立ち上げを目指しましょう。
Shopify 導入手順
- アカウント作成:Shopifyの14日間無料トライアルに登録
- 基本設定:店舗情報、支払い方法、配送設定を入力
- テーマ選択:無料/有料テーマからデザインを選択
- 商品登録:商品情報、画像、価格、在庫数を設定
- 決済設定:Shopify Paymentsなど決済方法を設定
- ドメイン設定:独自ドメインの購入または既存ドメインの接続
- アプリ追加:必要な機能を持つアプリをインストール
- 税金設定:消費税率や地域別の税設定
- テスト注文:実際の購入フローをテスト
- 公開:サイトを公開し、マーケティング活動を開始
導入時間目安:基本設定で約1〜3日、本格カスタマイズまで含めると1〜2週間
ヒント
まずは必要最低限の機能でシンプルに始め、運用しながら段階的に機能を追加するのがおすすめです。
BASE 導入手順
- アカウント作成:BASEに無料登録
- 基本情報設定:ショップ名や説明文などを入力
- デザイン設定:テーマの選択とカスタマイズ
- 決済設定:利用する決済方法を設定
- 商品登録:商品情報、画像、価格を入力
- 配送設定:配送方法と送料を設定
- 特商法表記:特定商取引法に基づく表記を入力
- アプリ追加:必要に応じてBASE Appsを追加
- 独自ドメイン設定(オプション):独自ドメインを設定
- 公開:ショップを公開し、宣伝活動を開始
導入時間目安:数時間〜1日程度
ヒント
BASEは特に初期設定がシンプルなので、まずは基本機能だけでスタートし、運用しながら必要な機能を追加していくのが効率的です。
STORES 導入手順
- アカウント作成:STORESに無料登録
- 基本情報設定:ショップ名、ロゴ、説明文などを入力
- デザイン設定:テーマの選択とカラー・フォントのカスタマイズ
- 決済設定:利用する決済方法を選択
- 商品登録:商品情報、画像、価格などを入力
- 配送設定:配送方法と送料を設定
- 特商法表記:特定商取引法に基づく表記を入力
- プランの選択:フリープランか有料プランかを選択
- 独自ドメイン設定(オプション):独自ドメインを設定
- 公開:ショップを公開し、集客活動を開始
導入時間目安:数時間〜1日程度
ヒント
STORESは特に予約販売やデジタルコンテンツ販売の機能が優れているので、それらを活用したビジネスモデルを検討するとよいでしょう。
EC-CUBE 導入手順
- 環境準備:サーバーの選定とドメインの取得
- インストール:EC-CUBEのインストールかクラウド版への登録
- 初期設定:管理者アカウント作成、基本情報の設定
- テンプレート設定:デザインテンプレートの選択とカスタマイズ
- 決済モジュール設定:決済サービスとの連携設定
- 商品登録:商品情報、カテゴリ、画像などの登録
- 配送設定:配送方法と送料の設定
- 会員設定:会員ランクや特典の設定
- プラグイン追加:必要な機能のプラグインをインストール
- 動作確認とテスト:全体の動作確認とテスト注文
- 公開:サイトの公開とSEO設定
導入時間目安:自社構築の場合2週間〜1ヶ月、開発会社依頼の場合1〜3ヶ月
ヒント
技術的なハードルが比較的高いので、初心者の場合はEC-CUBE構築に実績のある開発会社への依頼も検討するとよいでしょう。
Wix 導入手順
- アカウント作成:Wixに無料登録
- サイトタイプ選択:ECサイトのテンプレートを選択
- AIまたは手動でのデザイン:Wix ADIか手動エディターでデザイン作成
- ビジネスプランへのアップグレード:ECサイトに必要な有料プランを選択
- 商品登録:商品情報、画像、価格、在庫の設定
- 決済設定:利用する決済方法を設定
- 配送設定:配送方法と送料の設定
- 税金設定:消費税率などの税設定
- 特商法表記:特定商取引法に基づく表記を入力
- ドメイン設定:Wixドメインまたは独自ドメインを設定
- 公開:サイトを公開し、マーケティング活動を開始
導入時間目安:基本設定で約1〜2日、完全なカスタマイズまで含めると約1週間
ヒント
Wixは特にデザイン編集が直感的なので、ブランドイメージにこだわる場合はビジュアル面に時間をかけるとよいでしょう。
まとめ:貴社のビジネスに最適なASPの選び方
ここまで各ECプラットフォームの特徴や比較情報を詳しく見てきました。最後に、貴社のビジネスに最適なプラットフォームを選ぶための基本ステップをまとめます。
ECプラットフォーム選びの5つのステップ
STEP 1: 現在と将来の規模を見極める
まずは現在の事業規模(取扱商品数、想定売上)と将来の成長計画を明確にしましょう。小規模スタートで成長を見込むなら拡張性の高いShopify、個人・小規模で固定費を抑えたいならBASEやSTORESのフリープランが有力候補となります。
STEP 2: ビジネスモデルと優先したい機能を整理する
販売する商品やサービスの特性に合わせて、必要な機能を整理します。
- 物理的な商品販売中心:在庫管理、配送設定の柔軟性が重要
- デジタルコンテンツ販売:ダウンロード販売機能が充実したSTORESやWix
- サブスクリプションモデル:定期販売機能が強化されたShopifyやSTORES
- 予約販売:予約機能が充実したSTORES
- カスタム注文受付:オプション設定が柔軟なShopifyやEC-CUBE
STEP 3: 必要なカスタマイズレベルを判断する
- 高度なカスタマイズが必要→EC-CUBE、Shopify
- デザイン面の自由度を重視→Shopify、Wix
- 簡単操作でシンプルに→BASE、STORES
STEP 4: 投資可能な予算と時間を考慮する
- 初期コストを最小限に→BASE、STORES(フリープラン)
- 長期的なコスト効率→EC-CUBE、Shopify
- 短期間で立ち上げたい→BASE、STORES、Wix
- 本格的に時間をかけてもよい→Shopify、EC-CUBE
STEP 5: 運用体制と技術リソースを確認する
- 専任の技術者がいない→BASE、STORES、Wix
- 技術的なサポートがある→Shopify、EC-CUBE
- 自社開発チームがある→EC-CUBE
2025年のトレンドを見据えた選択を
2025年のEC市場では以下のトレンドが加速しています。これらを見据えたプラットフォーム選びが重要です。
- オムニチャネル化の加速: 実店舗、オンラインストア、SNSなど多様な販売チャネルの統合が進んでいます。Shopifyは特にこの領域に強みを持っています。
- パーソナライゼーションの重要性: 顧客ごとに異なる体験を提供することが競争優位性につながります。顧客データの分析と活用ができるプラットフォームが有利です。
- AI・自動化の普及: 商品推薦や顧客対応の自動化がスタンダードになっています。Shopifyは特にAI機能の実装が先行しています。
- サステナビリティへの注目: 環境配慮型のEC運営が求められる時代です。カーボンオフセット表示などの機能を持つプラットフォームが増えています。
- モバイルコマースの深化: スマホでの購入体験の最適化がより重要になっています。全てのプラットフォームでモバイル対応は必須ですが、特にShopifyやBASEはモバイル体験に優れています。
まとめ:プラットフォーム選びは「成長に合わせた選択」を
ECプラットフォームは、一度選んだら絶対に変えられないものではありません。多くのECサイトは事業の成長に合わせて、より適したプラットフォームに移行していきます。
初めてECを始める場合は、まずは使いやすさと初期コストの低さを重視したプラットフォーム(BASEやSTORES)から始め、事業が軌道に乗ってきたら拡張性とカスタマイズ性に優れたプラットフォーム(ShopifyやEC-CUBE)へ移行するという段階的なアプローチも一つの選択肢です。
最終的には、貴社のビジネスのフェーズと将来ビジョンに最も合致したプラットフォームを選ぶことが、EC成功への近道となるでしょう。
最後に
本記事が、貴社のECビジネスにおけるプラットフォーム選びの参考になれば幸いです。各ASPの最新情報や料金プランは変更される可能性がありますので、最終的な選定時には各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q: プラットフォーム移行は可能ですか?データは引き継げますか?
A: 基本的にどのプラットフォームからでも移行は可能です。商品データ、顧客データ、注文履歴などは多くの場合CSVエクスポート/インポートで移行できますが、デザインやカスタム機能は再構築が必要になることがほとんどです。Shopifyには他プラットフォームからの移行ツールも用意されています。
Q: SEO対策に最も優れたプラットフォームはどれですか?
A: ShopifyとWixは標準でSEO機能が充実しています。EC-CUBEはカスタマイズ性が高いため、SEO対策も細かく調整可能です。ただし、どのプラットフォームでも最終的にはコンテンツの質や更新頻度、外部からの被リンクなどが重要になります。
Q: 海外からの注文にも対応できますか?
A: Shopifyは特に越境ECに強く、多言語・多通貨対応や国際配送の設定が充実しています。EC-CUBEもプラグインで対応可能です。BASE、STORES、Wixも基本的な海外対応は可能ですが、機能面ではやや制限があります。
Q: 無料で始められて、手数料も安いプラットフォームはありますか?
A: 完全無料かつ手数料も最安というプラットフォームはありません。無料で始めるならBASEやSTORESのフリープランですが、売上発生時の手数料は比較的高めです。長期的なコスト効率を考えるなら、月額固定のShopifyや自社構築のEC-CUBEが有利な場合もあります。
Q: スマホだけで管理できるプラットフォームはどれですか?
A: BASE、Shopify、Wixは特にモバイル管理機能が充実しており、スマートフォンのみでの運営も可能です。STORESもある程度スマホ対応していますが、EC-CUBEは基本的にPC管理が前提のため、スマホだけの運営は現実的ではありません。
最後に
この記事の内容についてさらに詳しく知りたい方や、ご質問がある方は、お気軽にコメント欄でご質問ください。EC構築の専門家が対応いたします。
※記事内の情報は2025年5月時点のものです。各プラットフォームの最新情報については、公式サイトでご確認ください。
投稿者プロフィール
- CEO
- 関西大学卒業後、東証プライム上場企業ゼネコンにて人事総務業務に従事。
幼少よりモノ作りが好きだったこともあり、「モノを作る仕事がしたい」という思いからシステムベンダーへ転職。
システムベンダーでは、IBMオフコンAS400で金融、物流、販売管理、経理、人事総務などのシステムを開発。
台北に駐在し遠東國際商業銀行のシステム構築プロジェクトへの参画など貴重な経験を積む。
10年間で、プログラマ、SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを務め、「システムの質は要件定義の質に比例する」と学ぶ。
その後、クレジット決済代行会社にヘッドハンティングされる。
決済システムの再構築、国内外の銀行システムとの接続、クライアントの会社サイト制作・ECサイト構築を行う。
一方、組織改革を任され、20名から60名へ会社規模を拡大させる。(退任時役職:常務取締役)
2008年クリエイティブチーム・サンクユーを立ち上げ、2010年に法人化し株式会社サンクユーを設立。
クライアントの業界、取扱商材、ターゲット顧客を理解・分析することで、結果が出るWEBサイトを制作することを得意とする。
また、ECサイト構築・運営への造詣も深く、NTTレゾナント株式会社が運営するgoo Search Solutionでコラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution
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