はじめに
インターネット販売の拡大に伴い、多くの企業がECサイトの構築を検討しています。
世界で利用されるECプラットフォームの一つ「Shopify」は、操作のしやすさや多様な機能から注目を集めています。
本記事では、企業がShopifyの制作を制作会社に依頼する際に知っておくべきポイントや費用の相場、依頼の流れを分かりやすく解説します。
Shopifyとは?なぜ企業に選ばれているのか
EC事業を立ち上げ、規模拡大へ – 3日間の無料体験 – Shopify 日本
Shopifyはカナダ発のECプラットフォームで、初期費用が抑えられ、初心者でも簡単におしゃれで機能的なECサイトを作れる点が評価されています。
2024年の時点で、Shopifyによって運営されたECサイトは170ヵ国、数百万以上です。
アメリカのEコマース市場全体の10%を占め、全世界での経済活動は4,440億ドル(1ドル140円の場合、62兆1,600億円)にもなります。
特に以下の特徴が人気の理由です。
- 豊富なアプリが使え機能拡張が容易
- 豊富な決済方法に対応し、多言語・多通貨もサポート
- デザインテーマが充実している
- スマホ対応済みのレスポンシブデザイン
- セキュリティやサイト運用の専門知識がなくても安心して利用可能
こうしたメリットから、Shopifyは今や国内外問わず多くの企業のECサイトに採用されています。
Shopify制作を依頼するメリット
Shopifyは自社で制作することも可能ですが、専門知識がない場合やオリジナルのカスタマイズを希望する場合は、制作会社への依頼がおすすめです。
- 専門家のノウハウで高品質なサイトが作れる
デザイン、機能面の要望を効率的に実装できます。 - 制作期間の短縮
経験豊富な会社に依頼すれば、スムーズに制作が進みます。 - 運用や集客のアドバイスも受けられる
サイト公開後の売上アップまで見据えた支援を期待できる会社も増えています。
Shopify制作を依頼する際の流れ
Shopifyの制作を依頼する際の流れをご説明します。
制作会社によって異なることがありますが、以下は標準的な流れです。
- 問い合わせ・ヒアリング
自社のビジネスモデルや希望機能、デザインイメージを伝えます。 - 制作会社から提案・見積もり受領
予算やスケジュール感もここで確認します。 - 契約締結
細かい制作範囲、納期、費用を確定します。 - デザイン・開発
デザイン案の確認を経て、実装に進みます。 - テスト・最終確認
動作確認や修正を行い、問題なければ公開準備へ。 - サイト公開・運用開始
運用支援やアフターサポートが必要な場合はここから開始。
制作会社の選び方のポイント
Shopifyの制作会社の選定を間違わない為、以下のポイントにご注意ください。
- 実績の確認
過去に同業種や類似規模の制作経験があるかチェック。 - サポート対応の充実度
公開後のトラブル対応や改善提案があるか。 - カスタマイズの柔軟さ
特別な機能追加やデザイン調整が可能か。 - 料金の透明性
見積もりに含まれる費用範囲や追加費用の説明が明確か。
Shopify制作の費用相場
Shopify制作の費用相場です。以下を目安にご検討ください。
サイト規模 | 制作費用の目安 | 備考 |
---|---|---|
小規模サイト | 50万円〜100万円 | シンプルなテンプレート利用中心 |
中規模サイト | 100万円〜500万円 | カスタマイズや機能追加がある場合 |
大規模サイト | 500万円以上 | 独自開発や多機能連携、大規模商品数対応など |
オプション例:
- 多言語対応:20万円〜
- 外部決済連携:10万円〜
- 独自アプリ・機能開発:要見積もり
失敗しないための注意点
Shopify制作を制作会社とともに進める際の注意点です。
プロジェクトをトラブルなく進めましょう。
- 納期を明確にする
制作期間が長くなりすぎないように計画を立てましょう。 - 契約内容をしっかり確認
追加費用の発生条件や保守内容について誤解がないように。 - コミュニケーションを大切に
理解不足を防ぎ、イメージの相違を減らすためにこまめに確認しましょう。
まとめ
Shopifyは企業のECサイト制作に適したプラットフォームですが、専門制作会社へ依頼することでより効率よく、効果的なサイトを作り上げられます。
費用や制作の流れ、選び方を理解し、信頼できるパートナーを見つけて成功するEC事業をスタートさせましょう。
Shopify制作のお問い合わせはこちら
お問い合わせフォームへ または 03-3788-7388 までご連絡ください。
投稿者プロフィール
- CEO
- 関西大学卒業後、東証プライム上場企業ゼネコンにて人事総務業務に従事。
幼少よりモノ作りが好きだったこともあり、「モノを作る仕事がしたい」という思いからシステムベンダーへ転職。
システムベンダーでは、IBMオフコンAS400で金融、物流、販売管理、経理、人事総務などのシステムを開発。
台北に駐在し遠東國際商業銀行のシステム構築プロジェクトへの参画など貴重な経験を積む。
10年間で、プログラマ、SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを務め、「システムの質は要件定義の質に比例する」と学ぶ。
その後、クレジット決済代行会社にヘッドハンティングされる。
決済システムの再構築、国内外の銀行システムとの接続、クライアントの会社サイト制作・ECサイト構築を行う。
一方、組織改革を任され、20名から60名へ会社規模を拡大させる。(退任時役職:常務取締役)
2008年クリエイティブチーム・サンクユーを立ち上げ、2010年に法人化し株式会社サンクユーを設立。
クライアントの業界、取扱商材、ターゲット顧客を理解・分析することで、結果が出るWEBサイトを制作することを得意とする。
また、ECサイト構築・運営への造詣も深く、NTTレゾナント株式会社が運営するgoo Search Solutionでコラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution
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