EC‑CUBEにメッセージ機能を実装。注文ごとのやり取りを一元管理でき顧客満足度の向上につながります。

EC‑CUBEにメッセージ機能を実装。注文ごとのやり取りを一元管理でき顧客満足度の向上につながります。EC-CUBE
この記事は約3分で読めます。

受注後の「ちょっとしたやり取り」に、メール・電話・チャットツールを使い分けていませんか?
今回ご紹介する 「EC‑CUBE メッセージ機能」 は、注文履歴から直接メッセージを送受信 できるカスタマイズです。
顧客はマイページから、店舗は管理画面からやり取りを完結できるため、コミュニケーションをサイト内に集約し「問い合わせの迷子」をゼロにします。

メッセージ機能の概要

・顧客:マイページ > 注文履歴から質問や要望を入力・送信
・店舗:管理画面 > 受注管理の対象注文詳細から返信
・双方向リアルタイム通知(メール/サイト内バッジ)
・注文番号単位でスレッド表示。過去ログも自動アーカイブ

導入メリット

・導入メリット1:連絡を一元管理
メール検索や電話メモの転記が不要です。
その為、CS対応の生産性が向上します。

・導入メリット2:誤発送・確認漏れを防止
注文と紐付くため、カラー変更や名入れ依頼などの追加情報を確実に反映することができます。
そのため、誤発送・確認漏れを防止できます。

・導入メリット3:顧客体験の向上
煩雑な問い合わせフォームを経由せず、ワンクリックで質問できるUXで顧客体験が向上します。

・導入メリット4:チーム連携がラク
EC‑CUBE 管理画面上でステータスを共有することができます。
その為、チーム内での連携がラクです。

・導入メリット5:リピート率アップ
「すぐ聞ける」安心感が購入ハードルを下げ、定期・追加注文を促進します。

代表的なユースケース

① オプション追加・仕様確認
名入れギフト、部品追加、包装指定など、後出し要望にもスムーズ対応。

② BtoB 取引の細かな調整
法人顧客の発注書・見積確認を注文番号ベースで記録。インボイス発行や納期交渉も同一スレッドで。

③ トラブル時の迅速フォロー
配送遅延・不良交換の連絡履歴が残るため、エスカレーションが容易。カスタマーサポート品質の向上につながる。

操作フロー

■ 顧客側
1.ログイン → マイページ
2.「注文履歴」から対象注文を選択
3.「メッセージを送る」をクリック
4.内容を入力して送信

■ 店舗側
1.管理画面 → 受注管理
2.対象注文の詳細を開く
3.スレッドを確認し返信
4.必要に応じてステータス更新

導入事例

マイページの注文履歴でメッセージがチャット形式で表示

マイページ>注文履歴でメッセージがチャット形式で表示されます。
どのようなやり取りがあったかを時系列で見れます。

マイページからメッセージを送信できる

マイページ>注文履歴からEC事業者宛にメッセージを送ることができます。
ファイルを添付することも可能です。

管理画面の注文一覧でメッセージが届いていることが分かる

管理画面>注文管理の注文一覧では、メッセージが届いていることが一目で分かります。

管理画面の注文履歴でメッセージ履歴が見れる

管理画面>注文管理>注文詳細では、メッセージの履歴を見れます。

管理画面の注文履歴からメッセージを送信

管理画面>注文管理>注文詳細から、会員宛にメッセージを送信できます。
ファイルを添付することも可能です。

導入効果

ベータ運用した自社 EC では、問い合わせ対応時間を 46%短縮(平均 18 → 9.7 分)。
さらに 再購入率が 1.3 倍 に向上し、カゴ落ちフォローの回答率もアップしました。

まとめ:顧客の声をダイレクトに収集し、EC 運営を次のステージへ

「EC‑CUBE メッセージ機能」は、単なる連絡手段ではなく “エンゲージメントプラットフォーム” として機能します。
導入ハードルは低く、カスタマイズ性も高いので、EC‑CUBEショップの差別化要素としてぜひご検討ください。

投稿者プロフィール

Nakamura
サンクユーのEC-CUBE先生。
EC-CUBEのカスタマイズをし出して早15年。
難易度の高いカスタマイズもお任せ。
2系、3系、4系すべて対応可能。

実はjavaでの業務システム開発がエンジニア人生のスタート。
PHP、Perl、フロントエンド開発、Movable Type、Wordpressも得意という万能エンジニア。

お気軽にご相談ください

お気軽にご相談ください

タイトルとURLをコピーしました