EC-CUBEパートナーとは何か
「EC-CUBEパートナーと普通の制作会社は何が違うのか」
「インテグレートパートナーに依頼するメリットはあるのか」
「ランクの違いは依頼先選びに関係あるのか」
EC-CUBEでサイト構築やカスタマイズを検討している企業の担当者様から、このようなご相談をいただくことがあります。
EC-CUBEパートナーとは、EC-CUBEの普及や発展に協力する事業者向けの公式制度です。
その中でも、ECサイト構築やカスタマイズ、保守などに関わる制作会社や開発会社が「インテグレートパートナー」にあたります。
つまり、EC-CUBEパートナーという言葉は制度全体を指し、実際に構築や改修の相談先として関わることが多いのがインテグレートパートナーです。
インテグレートパートナーとは何か
インテグレートパートナーは、EC-CUBEを使ったサイト構築、カスタマイズ、運用支援、保守などを担う事業者です。
もちろん、EC-CUBEを使ったサイト制作自体は、インテグレートパートナーでなくても対応可能です。
ただし、EC-CUBE特有の仕組み、カスタマイズ、保守、アップデート、周辺ノウハウにどれだけ継続的に触れているかは会社によって差があります。
そのため、単に「ECサイトを作れる会社」ではなく、EC-CUBE特有の構造や運用まで理解している相談先を探したい場合、インテグレートパートナーという視点は依頼先選びの一つの判断材料になります。
EC-CUBEパートナー会社に依頼するメリット
EC-CUBEパートナー会社に依頼するメリットは、単に制度に参加していることではありません。
依頼する側の視点で整理すると、次のような意味があります。
EC-CUBEに関する情報を踏まえた相談がしやすい
EC-CUBEは、公開して終わりではありません。
構築後も、保守、アップデート、プラグイン影響の確認、軽微な改修などが続きます。
そのため、EC-CUBEの情報を継続的に追っている会社の方が、公開後の相談まで含めて話しやすい傾向があります。
EC-CUBE特有の知見を持つ会社を見つけやすい
EC-CUBEは、標準機能だけでなく、カスタマイズ、会員別価格、BtoB対応、外部システム連携など、案件によって必要な知見が大きく変わります。
その中で、EC-CUBEに継続的に関わっている会社は、単なる見た目の制作だけではなく、構造や運用まで含めた相談に対応しやすいことがあります。
実績や活動を判断材料にしやすい
EC-CUBEには、パートナーランクやコンピテンシーという考え方があります。
もちろん、ランクが高ければ必ず自社に合うとは限りません。
ただ、依頼先を比較する際に、何も情報がない状態よりは、判断の材料を持ちやすくなります。
EC-CUBEパートナーと一般の制作会社の違い
ここは誤解されやすい部分です。
先にお伝えすると、EC-CUBEパートナーではない制作会社でも、EC-CUBE構築は可能です。
そのうえで違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | EC-CUBEパートナー会社 | 一般の制作会社 |
|---|---|---|
| EC-CUBE制度への参加 | あり | なしの場合がある |
| EC-CUBE関連情報への接触 | 継続的に触れている可能性が高い | 会社によって差がある |
| 実績の見えやすさ | ランクや活動実績を参考にしやすい | 自社サイト上の実績紹介が中心になりやすい |
| カスタマイズや保守の相談 | 対応している会社が多い | 会社によって得意不得意が大きい |
| EC-CUBE特有の構造理解 | 期待しやすい | 案件経験による差が大きい |
EC-CUBE制作会社の選び方をもう少し具体的に知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
▶ EC-CUBE制作会社の選び方を見る
パートナーランクとコンピテンシーはどう見るべきか
EC-CUBEパートナー制度では、活動内容や実績に応じたランク制度があり、さらに得意分野を示すコンピテンシーも用意されています。
ただし、依頼する側として大事なのは、ランクを見て終わることではありません。
見るべきなのは、たとえば次のような点です。
- デザイン重視なら、デザインカスタマイズの実績があるか
- 業務要件が複雑なら、機能カスタマイズや構築実績があるか
- BtoB対応が必要なら、会員別価格や受注フロー設計の経験があるか
- 公開後の保守まで考えるなら、継続支援体制があるか
つまり、ランクは参考情報です。
最終的には、自社の要件に合う実績や得意分野があるかを確認することが重要です。
EC-CUBEのカスタマイズ内容まで含めて検討したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▶ EC-CUBEカスタマイズでできることを見る
EC-CUBEパートナー会社を選ぶときのチェックポイント
EC-CUBEパートナー会社に相談する際は、次の点を確認すると判断しやすくなります。
EC-CUBEの構築実績があるか
単に「ECサイトを作ったことがある」ではなく、EC-CUBEでどのような案件を対応してきたかを見ることが大切です。
自社に近い案件経験があるか
BtoC中心なのか、BtoB-ECにも強いのか。
小規模サイトが多いのか、会員制や卸売対応にも慣れているのか。
この違いは大きいです。
カスタマイズや保守まで見られるか
公開後に改修や運用相談が出ることは珍しくありません。
そのため、構築だけでなく、保守や改善まで相談できる会社の方が長期的には安心です。
要件整理から相談できるか
「この機能を作ってください」と依頼するだけでなく、そもそも何をどう整理すべきかから相談できる会社の方が、後からの手戻りが少なくなります。
デザインだけでなく、機能開発や基幹連携まで含めて相談先を検討したい方は、開発会社の選び方もあわせてご覧ください。
▶ EC-CUBE開発会社の選び方を見る
サンクユーがEC-CUBEパートナーとしてできること
サンクユーは、法人化以前の2007年からEC-CUBEのパートナー認定を受けています。
現在もEC-CUBEカテゴリ上で、EC-CUBEインテグレートパートナーとしての実績、100サイト以上の構築・カスタマイズ実績を案内しています。
私たちが強みとしているのは、単なるサイト制作ではなく、次のような相談に対応できることです。
- EC-CUBEを使った新規構築
- EC-CUBEカスタマイズ
- BtoB-ECや卸売サイトの設計
- 会員別価格や法人向け機能の実装
- 基幹システム連携
- 公開後の保守や改善相談
「EC-CUBEでサイトを作りたい」という段階だけでなく、
「自社の業務に合わせてどこまで対応できるか知りたい」
「構築だけでなく、運用や保守まで見てほしい」
という相談にも対応しています。
EC-CUBEのカスタマイズや、公開後の保守・改善まで含めて検討したい方は、こちらの記事も参考になります。
▶ EC-CUBEカスタマイズでできることを見る
▶ EC-CUBE保守について詳しく見る
よくある質問
EC-CUBEパートナーとインテグレートパートナーは同じですか
完全に同じ意味ではありません。
EC-CUBEパートナーは制度全体の呼び方で、その中でサイト構築やカスタマイズを担うのがインテグレートパートナーです。
EC-CUBEパートナーではない会社でも構築できますか
はい、可能です。
ただし、EC-CUBE特有の知見や継続的な情報収集、実績の見えやすさという点では、パートナー会社の方が判断しやすい場合があります。
パートナーランクが高い会社ほど良いのですか
必ずしもそうではありません。
大切なのは、自社の案件に合う実績や得意分野があるかどうかです。
EC-CUBEパートナー会社に依頼するメリットは何ですか
EC-CUBEに継続的に触れている会社を見つけやすく、構築だけでなく、カスタマイズ、保守、改善まで含めて相談しやすいことがメリットです。
BtoB-ECや複雑な案件も相談できますか
会社によります。
そのため、BtoB対応、会員別価格、基幹連携などの実績があるかを事前に確認することをおすすめします。
まずは自社の要件を整理してみませんか
EC-CUBEパートナーという言葉を調べている段階では、まだ「どこに依頼すべきか」が完全には決まっていないことも多いと思います。
その段階で大切なのは、制度を知ることだけではなく、自社の案件がどのような会社に向いているのかを整理することです。
「制作会社で十分なのか、それとも開発会社に相談すべきなのか知りたい」
「BtoB対応やカスタマイズまで含めて相談したい」
「構築だけでなく、保守まで見られる会社を探している」
そのような段階でも問題ありません。
▶ EC-CUBEについて相談する
投稿者プロフィール

- CEO
- 株式会社サンクユー 代表取締役CEO。
基幹システムとECをつなぎ、受発注業務の最適化を支援する専門家。
関西大学卒業後、東証プライム上場のゼネコンにて人事総務を経験。
その後システムベンダーへ転職し、IBM AS/400環境における金融・物流・販売管理・経理・人事など、企業の基幹業務を支えるシステム開発に従事する。
プログラマからプロジェクトマネージャーまでを経験し、台湾・台北駐在として銀行システム構築プロジェクトにも参画。
この経験を通じて、「システムの質は要件定義の質に比例する」という思想を確立。
業務理解を起点としたシステム設計を強みとする。
その後、クレジット決済代行会社にて、決済システムの再構築や銀行連携、ECサイト構築を担当。
あわせて組織改革にも携わり、20名から60名規模への組織拡大を実現(退任時:常務取締役)。
2008年に株式会社サンクユーを創業、2010年に法人化。
現在は、基幹システムとECの両領域に精通した知見を活かし、BtoB企業における受発注業務のデジタル化・効率化を支援。
特に、FAX・電話・メールなどアナログ業務のEC化や、基幹システムとの連携を前提とした業務設計を得意とする。
単なるECサイト構築にとどまらず、業務フローの整理・要件定義・システム設計まで一貫して関与し、「現場で使われる仕組み」を実現することを重視している。
NTTレゾナント「goo Search Solution」にてEC関連コラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution
■趣味・関心領域
BMW / WRC / ロードバイク / RIZIN / UFC / 大相撲
David Bowie / blur / MUSE / The Rolling Stones / XTC
機動戦士ガンダム(富野由悠季)
ベルセルク / 頭文字D / 進撃の巨人 / ジョジョの奇妙な冒険 / あしたのジョー
Mission: Impossible / Memento / ワイルド・スピード / ソナチネ
LOST / Game of Thrones / FRINGE / The Mentalist
上岡龍太郎 / ダウンタウン








