EC-CUBEをご利用中の皆さま、現在お使いのバージョンは4.0系・4.1系・4.2系のいずれかではありませんか?
2024年以降、PHPやMySQLなどの基盤ソフトウェアのサポート終了が相次いでおり、 EC-CUBE 4.3系へのバージョンアップは「今すぐ検討すべき重要なテーマ」となっています。
本記事では、4.3系へアップデートすることで得られるセキュリティ・機能・パフォーマンス面の優位性と、 信頼できるアップデート方法について詳しく解説します。
1. PHP・MySQLのサポート期限と環境リスク
EC-CUBEはPHPおよびMySQLのバージョンに強く依存しています。
例えば、EC-CUBE 4.0~4.2系が動作している代表的な環境は以下の通りです。
| EC-CUBEバージョン | 推奨PHP | 推奨MySQL | サポート状況 |
|---|---|---|---|
| 4.0系 | PHP7.3~7.4 | MySQL5.7 | PHP7.4は2022年11月にサポート終了 |
| 4.1系 | PHP7.4~8.0 | MySQL5.7~8.0 | MySQL5.7は2023年10月にサポート終了 |
| 4.2系 | PHP8.0~8.1 | MySQL8.0 | PHP8.0のセキュリティサポートは2025年1月で終了 |
| 4.3系 | PHP8.2/8.3対応 | MySQL8.0以降対応 | 最新環境で長期運用可能 |
つまり、古いバージョンを使い続けると、セキュリティパッチが提供されないPHP環境上でECを運用するリスクが高まります。
これにより、脆弱性攻撃・不正アクセス・情報漏えいのリスクが現実化しかねません。
2. EC-CUBE 4.3の機能的な優位性
4.3系では、開発・運用双方にとって嬉しい改善が多数加えられています。
- 管理画面UIの操作性改善(注文・会員検索の高速化)
- Symfony 6系ベースへの対応で保守性が大幅に向上
- Twigテンプレートエンジンのバージョンアップによる柔軟なデザイン管理
- プラグイン互換性の拡大とパフォーマンス最適化
- テスト環境構築支援ツール(Docker・Composer対応)の改善
これにより、新機能の導入・カスタマイズ・保守運用が格段にスムーズになっています。
3. セキュリティ面での進化
EC-CUBE 4.3では、最新のフレームワーク対応と暗号化仕様が刷新され、より堅牢なセキュリティ構造を採用しています。
- CSRF/XSS対策の強化
- セッション管理とCookie設定の厳格化
- ログイン試行制限、2段階認証との親和性強化
- 依存ライブラリの更新による脆弱性解消
結果として、「脆弱性の温床」になりやすい古い4.0~4.2系とは一線を画す安全性を実現しています。
4. バージョンアップの注意点:自動ではなく「手動対応」が必須
EC-CUBEのバージョンアップはWordPressのように自動ではなく、 プログラム・DB構造・テンプレート・プラグイン互換性を確認しながら慎重に進める“手動アップデートです。
とくに4.0~4.3へのアップグレードでは、内部構造やライブラリの変更点が多く、 既存のカスタマイズやプラグインが動作しなくなるリスクがあります。
そのため、経験豊富なEC-CUBEパートナーに依頼することが不可欠です。
5. サンクユーなら、信頼・安全にバージョンアップ対応
株式会社サンクユーは、EC-CUBE公式パートナーとして、 多数の4系移行プロジェクト・セキュリティ改修・性能最適化を手がけてきました。
弊社では、以下のフローで安全にバージョンアップを実施しています。
- 現行サイトのバックアップ・環境調査
- カスタマイズ・プラグインの動作検証
- ステージング環境での4.3化テスト
- 本番移行と再検証
これにより、「デザインを保ったまま、安全・確実にアップグレード」を実現。
過去にはEC-CUBE 2系→4系、3系→4系といった大規模移行実績も多数ございます。
6. まとめ|EC-CUBE4.3へのアップデートは“守りと攻めの両立
EC-CUBE4.3系は、単なるマイナーバージョンアップではなく、 「セキュリティ」「拡張性」「運用効率」すべてを底上げするアップグレードです。
古いPHP・MySQL環境を使い続けるリスクを回避しつつ、 将来的なプラグイン開発や新機能対応の基盤を整える絶好のタイミングです。
「うちの環境でアップデートできる?」「費用と期間は?」など、 具体的なご相談も承っています。
サンクユーが、御社のECサイトを最新・最適な環境へ安全に導きます。
投稿者プロフィール
- サンクユーのEC-CUBE先生。
EC-CUBEのカスタマイズをし出して早15年。
難易度の高いカスタマイズもお任せ。
2系、3系、4系すべて対応可能。
実はjavaでの業務システム開発がエンジニア人生のスタート。
PHP、Perl、フロントエンド開発、Movable Type、Wordpressも得意という万能エンジニア。








