EC-CUBEおすすめプラグイン15選|目的別に導入したい機能と選び方を解説

EC-CUBEおすすめプラグイン15選|目的別に導入したい機能と選び方を解説EC-CUBE
この記事は約8分で読めます。

EC-CUBEは、標準機能に加えてプラグインを導入することで、サイトの機能を拡張しやすいのが特長です。
ただし、プラグインは数が多く、何を入れるべきか分からないまま導入すると、かえって運用が複雑になったり、不要なコストが増えたりすることがあります。

そこで重要なのが、「便利そうだから入れる」のではなく、「どの課題を解決したいのか」で選ぶことです。

この記事では、EC-CUBEでおすすめのプラグインを、目的別の考え方に沿って整理していきます。
これからEC-CUBEを構築する方だけでなく、すでに運用中で機能改善を考えている方にも役立つ内容です。

EC-CUBEプラグインの基本から整理したい方は、まずEC-CUBEプラグインとは何かを確認しておくと、この先の内容も理解しやすくなります。

EC-CUBEプラグインとは

EC-CUBEプラグインとは、EC-CUBE本体に機能を追加したり、既存機能を補強したりするための拡張モジュールです。
たとえば、決済機能の追加、配送まわりの調整、SEO補助、販促施策、帳票出力、管理画面の効率化など、さまざまな用途で活用されます。

EC-CUBEの魅力のひとつは、必要な機能をすべてゼロから開発しなくても、プラグインを活用することで比較的短期間で機能を強化しやすいことにあります。

一方で、プラグインを入れれば必ず解決するわけではありません
導入後の保守やバージョン互換性、他プラグインとの相性、業務フローとの整合性まで考えて選ぶことが大切です。

EC-CUBEおすすめプラグインを選ぶ考え方

おすすめプラグインを選ぶときに大切なのは、人気や知名度だけで判断しないことです。
自社サイトに合うかどうかは、扱う商品、販売方法、社内運用、将来的な拡張方針によって変わります。

たとえば、購入率を上げたい、運用を効率化したい、SEOや集客を強化したい、受注処理を楽にしたい、BtoB向けの運用に寄せたいといった観点で整理すると選びやすくなります。
つまり、「おすすめプラグイン」はひとつではなく、目的ごとに変わるということです。

目的別に見るEC-CUBEプラグインのカテゴリ

カテゴリ主な目的導入を検討しやすい場面注意点
決済系購入しやすさを高める決済手段を増やしたいとき契約条件や審査、運用フローとの整合性を確認したい
販促系CV改善、再購入促進クーポン、ポイント、販促施策を強化したいとき施策を増やしすぎると運用が複雑になりやすい
SEO・集客系検索流入を増やす商品ページやカテゴリページのSEOを補助したいときプラグインだけでSEOが完結するわけではない
受注管理・帳票系運用効率化注文処理や帳票出力の工数を減らしたいとき社内フローに合うかを確認したい
BtoB補助系BtoB運用への対応会員別価格や見積対応を補いたいとき要件が複雑な場合は個別開発の方が向くことがある

目的別に導入を検討しやすいプラグインカテゴリ

決済まわりを強化するプラグイン

ECサイトでは、どの決済方法を導入するかが売上にも運用にも大きく影響します。
クレジットカード、後払い、コンビニ決済、法人向け請求など、自社の商材や顧客層に合った決済手段を選ぶ必要があります。

決済関連プラグインは導入優先度が高い一方で、審査や契約条件、運用フローとの整合性もあるため、単純に種類を増やせばよいわけではありません。

VeriTrans4G決済プラグイン(4.2/4.3系)
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が提供する「会員ID決済」にも対応した VeriTrans4G EC-CUBE決済プラグイン
Stripe決済プラグイン(4.2/4.3系)
多彩な決済手段・オプションサービスを提供できる決済プラグインです。
【EC-CUBE公式】Amazon Pay V2プラグイン(4.2/4.3系)
【新規顧客獲得・リピート購入率向上に期待】 「マーケティング効果」の見込めるAmazon Payの魅力

販促・CV改善に役立つプラグイン

クーポン、ポイント、再購入促進、レコメンド表示、離脱防止など、販促系プラグインは売上改善に直結しやすいカテゴリです。
ただし、施策を増やしすぎると運用負荷が上がるため、まずは何を改善したいかを明確にして選ぶべきです。

クーポンPROプラグイン(4.2系/4.3系)
クーポンの対象会員や対象カテゴリなどの詳細条件を指定できるプラグインです。 クーポンコードの入力不要で、利用可能なクーポンを注文手続き画面に表示させることもできます。 クーポンページや商品詳細画面でクーポンが露出できるので、クーポンの効果を高めることができます。
カテゴリバナー&テキストプラグイン for EC-CUBE 4.2〜4.3
カテゴリにバナー画像とテキストを表示できるプラグインです。 バナー画像は複数登録した場合はスライダーで表示できます。
taba app バナー管理プラグイン for EC-CUBE 4.2/4.3
【EC-CUBE 4.2対応】 「taba app バナー管理プラグイン」はバナーのクリック率(CRT)、購入率(CVR)などを測定し、数値から表示を制御する高機能なプラグインです。

SEO・集客補助のプラグイン

EC-CUBEは商品ページが増えるほど、SEOまわりの整備が重要になります。
メタ情報の補助、サイトマップ、構造化対応、URL設計の補助など、検索流入を意識する場合に検討しやすいカテゴリです。

ただし、SEOはプラグインだけで解決するものではなく、商品情報やカテゴリ設計、内部リンク、コンテンツ整備とセットで考える必要があります。

SEO All One SEO管理プラグイン(4.2対応版)
【SEO実績を経てついに公開】SEO対策で必要な機能をまとめて揃えました。
カテゴリ強化プラグイン(EC-CUBE4.2-4.3系対応)
SEO対策にも!カテゴリ情報を強化できます
パンくずブロックプラグイン(4.3系)
パンくずブロックプラグイン(4.3系)

受注管理・帳票・業務効率化のプラグイン

EC運用では、受注後の処理に多くの工数がかかります。
帳票出力、CSV拡張、ステータス管理、配送指示、社内共有などの業務を効率化するプラグインは、公開後の運用改善に役立ちます。

特に、注文数が増えてきた段階では、売上を増やす施策と同じくらい、処理負荷を下げる施策が重要になります。

注文項目追加プラグイン for EC-CUBE4.2~4.3
購入手続き画面上で任意の入力項目が追加出来るようになるプラグインです。注文単位・配送単位での項目設置が可能です。
オリジナル請求書・領収書 for EC-CUBE 4.2/4.3
オリジナルの Excel テンプレートで請求書・領収書・納品書をカスタマイズ印刷できるプラグインです。宛名入力や、電子印・印紙税書式表示、インボイスにも対応しています。
受注対応状況拡張プラグイン(4.3/4.2対応)
受注対応状況を追加して運用をスムーズに EC-CUBEで用意されている受注対応状況は「新規受付」「入金済み」「対応中」「注文取消し」「発送済み」「購入処理中」「決済処理中」「返品」の8種類だけですが、運用を考えるといくつか対応状況を追加したいといったことはないでしょうか? このプラグインを利用すれば、任意の...

BtoB向け運用を補強するプラグイン

会員別価格、承認フロー、見積対応、再注文しやすい導線など、BtoB向けECでは一般的なBtoCサイトと異なる要件が発生しやすくなります。
この領域では、プラグインで補えるものもあれば、個別開発の方が適しているものもあります。

そのため、BtoB向けでは「プラグインで足りる範囲」と「設計から見直すべき範囲」を分けて考えることが重要です。

会員制サイトプラグイン(クローズドサイト / BtoB) for EC-CUBE4.2/4.3
会員ログインしないとサイトを閲覧できない会員制通販サイトが構築できます。 BtoBや卸問屋サイトなどクローズドなECサイトを構築したい方はぜひご利用下さい。
会員グループ管理プラグイン【BtoB】 for EC-CUBE4.2/4.3
会員をグループ管理できるプラグインです。特定の会員グループしか閲覧できないクローズドな商品ページやカテゴリを設定することができます。 取引先ごとに閲覧できる商品やカテゴリを制限するなど、BtoBや卸問屋などのECサイトの構築などにご利用いただけます。
会員グループ管理【BtoB】::会員グループ価格管理アドオン for EC-CUBE4.2/4.3
会員グループ管理::会員グループ価格管理アドオン for EC-CUBE4.2/4.3

おすすめプラグインを導入するときの注意点

プラグイン導入でよくある失敗は、「必要そうだからとりあえず入れる」ことです。
その結果、管理画面が複雑になったり、アップデート時に不具合が起きたり、運用ルールが曖昧になったりすることがあります。

おすすめプラグインを選ぶ際のチェックポイント

チェック項目確認したい内容見落とすと起こりやすいこと
対応バージョン現在使っているEC-CUBEに対応しているか正常に動作しない
更新状況継続的にメンテナンスされているか将来的に使い続けにくくなる
他プラグインとの相性併用時に干渉が起きないか不具合や表示崩れが発生する
運用との整合性現場で無理なく使えるか機能はあるのに使われない
拡張性将来的に個別開発へつなげやすいかあとで作り直しになりやすい

まずはコストを抑えて試したい場合は、無料プラグインをどう活用するかという視点も参考になります。
無料プラグインの考え方は別記事で詳しく解説しています。

どんな場合にプラグインではなく個別開発を検討すべきか

プラグインは便利ですが、すべてを解決できるわけではありません。
たとえば、業務フローに深く関わる機能や、独自の承認ルール、基幹システム連携、複雑なBtoB運用などは、プラグインを組み合わせるより個別開発の方が適していることがあります。

また、複数のプラグインを無理に組み合わせると、かえって不安定になるケースもあります。
そのため、「プラグインを入れるかどうか」ではなく、「運用に最も合う実現方法は何か」で考える視点が重要です。

プラグイン導入と個別開発の違い

観点プラグイン導入個別開発
導入スピード比較的早い要件整理と開発期間が必要
初期費用抑えやすいことが多い高くなりやすい
柔軟性既存仕様の範囲に依存する要件に合わせて設計しやすい
保守性本体や他プラグインとの相性確認が必要設計次第で管理しやすい
向いているケース一般的な要件、短期改善独自業務、複雑な運用、基幹連携

プラグインで補える範囲と、個別開発が必要な範囲を見極めることが、EC-CUBE構築では重要です。
構築全体の考え方を整理したい方は、EC-CUBE構築完全ガイドも参考になります。

EC-CUBEおすすめプラグインを選ぶときのまとめ

EC-CUBEのおすすめプラグインは、万人に共通する正解があるわけではありません。
大切なのは、自社の課題に対して、どのカテゴリの機能が必要かを整理することです。

売上を伸ばしたいのか、運用を効率化したいのか、BtoB対応を強化したいのか。
その目的がはっきりすると、導入すべきプラグインも見えやすくなります。

まずは広く比較し、そのうえで本当に必要なものだけを選ぶ。
それが、EC-CUBEプラグイン導入で失敗しにくい進め方です。

よくある質問

EC-CUBEおすすめプラグインはどう選べばよいですか?

人気や知名度だけでなく、何を改善したいのかという目的で選ぶことが重要です。
決済、販促、SEO、受注管理、BtoB対応など、課題ごとに必要なカテゴリを整理すると選びやすくなります。

プラグインだけで機能追加は十分ですか?

一般的な要件であれば十分な場合もありますが、独自業務や複雑なBtoB運用、基幹連携などは個別開発の方が適していることがあります。

EC-CUBEプラグイン導入時の注意点は何ですか?

EC-CUBE本体との互換性、他プラグインとの相性、運用担当者の使いやすさ、将来的な保守性を確認することが重要です。

EC-CUBEプラグイン導入のご相談はこちら

EC-CUBEのプラグインは、ただ追加すればよいものではなく、サイト運用や将来の拡張まで見据えて選ぶことが重要です。

プラグインを増やすべきか、個別開発で進めるべきかは、サイトの目的や運用体制によって変わります。
迷う場合は、構築段階から整理して進めるのが安心です。
EC-CUBEのことなら実績豊富なサンクユーへ、無料ご相談ください。

投稿者プロフィール

Nakamura
サンクユーのEC-CUBE担当。15年以上にわたりEC-CUBE開発に従事し、2系・3系・4系すべてに精通。難易度の高いカスタマイズや、他社構築サイトの改修・再設計も多数対応しています。

Javaでの業務システム開発を起点に、PHP・Perl・フロントエンド・CMSまで横断的に対応。基幹システム連携や業務フローを踏まえた設計を得意とし、複雑な要件にも柔軟に対応可能です。

ChatGPT CODEXを活用し、開発スピードと品質の両立を実現しています。

お気軽にご相談ください

お気軽にご相談ください

タイトルとURLをコピーしました