【初心者向け】D2Cとは?意味、特徴、成功事例まで徹底解説

【初心者向け】D2Cとは?意味、特徴、成功事例まで徹底解説 ECサイト構築・運営
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D2Cとは?

D2Cは、Direct to Consumerの略称です。
Direct to Consumerの言葉通り、D2Cとは企業が自社商品を消費者へ直接販売することです。

従来であれば、広告代理店や小売店を介して商品を販売していましたが、D2Cではこれらを利用することなく自社で運営するECサイトやSNSで消費者とコミュニケーションを取り商品を販売します。

なお、ネットだけでなく直営店舗で販売することもD2Cに含まれます。

直接消費者に商品を販売することがD2Cなのか?

では、商品を直接消費者に販売するビジネスがD2Cなのでしょうか?

D2Cは自社が企画・開発した商品を自社が運営するチャネルで直接消費者に販売することを指します。

ですから、他社製品を仕入れて、直接消費者に販売するビジネスはD2Cではありません。

なぜD2Cが注目を浴びているのか?

D2C自体は新しいビジネスモデルはありません。
しかし、最近D2Cが注目を浴び出したのはなぜでしょうか?

インターネットメディア(主にSNS)が普及したことで、企業と消費者が直接コミュニケーションを取ることができたり、企業が消費者に直接商品を販売することが容易になりました。
それに加え、2020年からのコロナ禍によってD2Cを採用する企業が増えたことが、これほどD2Cが注目を浴びることになった訳です。

D2CとB2Cの違い

よくD2CとB2Cの違いが分からないという声を聞きます。
「企業と消費者の取引」という意味では両者に違いはありませんが、B2Cは単純に取引する対象を表しているに過ぎず、DC2は商品の企画・生産・販売の手法を表す言葉です。

B2Cビジネスの中にD2Cというビジネスモデルが存在していることになります。

D2Cの特徴

D2Cの特徴は、SNSなどのネットメディアを通じて消費者と直接コミュニケーションが取れることです。
そのことは以下の特徴を生み出します。

  • 商品の企画・開発段階で消費者の意見や要望を聞くことができ、オリジナリティのある商品開発が可能。
  • 商品の製造過程を消費者に見て貰うことで企業と商品に愛着・共感を持って貰い易い。
  • 直接コミュニケーションが取れる為、顧客ロイヤリティの向上・消費者のファン化がし易い。
  • 販売で関係が完結するのではなく顧客と末長い関係を築くことができる為、LTV(顧客生涯価値)を高めることができる。
  • 中間コストが削減できる為、商品の低価格化が可能。
  • 顧客と末長い関係を続けることが可能な為、データの蓄積が可能でデータ分析し易い。

D2Cの市場規模

D2Cの市場規模は2021年現在は2.4兆円と試算されており、2025年には3兆円に達すると予想されています。

コロナ禍の影響が市場拡大にどれくらいのインパクトがあるかは不明ですが、上記予想よりも市場が拡大する可能性は十分にあります。

D2Cの成功事例

最後に、海外のD2Cの成功事例をご紹介します。

Glossier(グロッシアー)

ニューヨーク発のコスメブランド「Glossier(グロッシアー)」。
Glossier(グロッシアー)
Glossierは、ファッション雑誌VOGUEのスタイリングアシスタントだったエミリー・ウェイス(Emily Weiss)が立ち上げたブログ「Into The Gloss」が美容好きの間で人気になったのがきっかけで、自社ブランドを立ち上げました。
また、InstagramのインフルエンサーやセレブがGlossierを使った写真を投稿することで、一挙に拡散されました。
2018年の売上は1億ドルを超え、2019年には5つのポップアップ・ストアを開いています。

Birdy Grey(バーディ・グレイ)

ブライズメイドのドレスを販売する「Birdy Grey(バーディ・グレイ)」
Birdy Grey(バーディ・グレイ)
一度しか着ないドレスに100ドル以上払うのは馬鹿げているとの考えから一律99ドルで販売。
Instagramを活用する戦略で2018年には200万ドルの収益を上げています。

Prose(プローズ)

髪質や用途に応じてパーソナライズできるヘアケアブランド「Prose(プローズ)」。
Prose(プローズ)
オンライン・カウンセリングの診断結果を元に顧客のニーズや悩みに最適な製品を提案。
2019年カウンセリング数は100万件を超え、売上5000万ドルを超える。

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