卸売サイト（BtoB EC）の送料設定パターン

卸売サイト（BtoB EC）の送料設定EC-CUBE
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卸売サイトの送料設定

卸売サイトを構築する際に悩むのが送料設定です。

従来の卸売で行っている送料設定をそのまま卸売サイト（BtoB EC）に提要するのであれば、検討する必要はありません。
ただ、システム化が困難だったり、システム化に際して新たな送料設定を導入しようとする企業も少なくはありません。

卸売サイトで考えられる送料設定パターンを挙げてみます。

卸売サイトの送料設定パターン

パターン内容
都道府県都道府県ごとに送料を設定する。
重量重量ごとに送料を設定する。
商品情報に重量を追加し、注文商品によって総重量を算出する。
注文金額注文金額ごとに送料を設定する。
都道府県 x 重量都道府県ごと、かつ重量ごとに送料を設定する。
都道府県 x 注文金額都道府県ごと、かつ注文金額ごとに送料を設定する。

送料設定の検討は困難な作業

配送料は送り先と梱包サイズ・重量で変動します。
しかし、細かい送料設定をシステムで実現しようとすると開発費用が嵩みますし、配送料が変更された際の改修費用も嵩みます。
また、細かすぎると取引先と御社に複雑な操作性を余儀なくされることとなり使い勝手が悪いサイトになってしまいます。

利便性を最優先に送料設定を検討することが望ましいです。
ただ、送料を負担する場合、サイト側にはコストとなって利益を圧迫することになります。
コストバランスをよく考えた上でご検討ください。

配送業者と交渉する

配送業者と交渉できるだけの配送ボリューム（量）があれば、配送業者と交渉することも可能です。
送り先と梱包サイズ・重量などある程度関係なく送料一律にすることも可能でしょうし、かなり割安にして貰うことも可能です。
（とは言え、昨今の物流問題で厳しくはなっています）

様々なことを考慮して

以上のように、送料を決めることは大変難しい作業です。

商品に配送料を乗せてしまう運用もありますし、取引先の利便性を考えて送料一律という運用もあります。
送料無料となる最低注文金額を設定することで、注文金額の引き上げができるかもしれません。
様々なことを考慮して検討してみてください。

お気軽にご相談ください

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