アパレルECサイトのカテゴリー構成を調べてみた

アパレルECサイトのカテゴリー構成を調べてみたECサイト構築・運営
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今年の冬は厳冬?

2019年今年の冬は寒いですね。
11月下旬から真冬並みの気温になったり、2019年12月7日には横浜で初雪観測されました。
横浜の初雪は平年より6日早いそうです。

今年の冬は厳冬になるんでしょうか。
寒がりの私は暖冬がありがたいのですが。。。

ダウンジャケットの季節

寒くなると無性にダウンジャケットが欲しくなります。
これからダウンジャケットの季節ですね。

ダウンジャケットは数着持っているので、実際に買うことはないのですが、新しいダウンジャケットをついついチェックしてしまいます。
年々機能がアップグレードしてたり、かっこいいデザインのものが販売されますからね。
昔はダウンジャケットはファッション性は二の次で、暖かければいいみたいなポジションでしたが、今はファッション性が重要なアイテムになりました。

BEAMSオンラインでダウンジェケットを調べてみる

とりあえず服を探すとなれば、BEAMSオンラインです。
私自身BEAMSオンラインで購入することはないのですが(すみません。。。)、アパレル系オンラインショップのベンチマークの1つとしてBEAMSオンラインは最適ではないでしょうか。

グローバルメニューの「アイテム」をマウスオーバーすると、ドロップダウンメニューが表示されます。
BEAMSオンラインショップのカテゴリー

探しているアイテムはダウンジャケットなので、「ジャケット」をクリックするとテイラージャケットの一覧が表示されました。
よく見るとアイコンがテーラージェケットですね。
私はアイコンを見ずに「ジャケット」という単語だけでクリックしてしまいました。
そういう人は意外に多いんじゃないでしょうか。

次に私の目が行ったのが「コート」です。
コートは冬のアウターですので、きっと「コート」にダウンジャケットがあると思ってクリックしました。
アイコンもダウンぽいですしね笑
結果はダウジャケットはありませんでした。
コートの一覧が表示されました。

うーん、おかしいなと思いながら、アイテムを探すと「ブルゾン」がありました。
三度目の正直で「ブルゾン」をクリックすると、やっとありました。
「ダウンジャケット・ベスト」というカテゴリ名です。
BEAMSオンラインショップのブルゾンカテゴリー

しかも、私の感覚だとブルゾンて「丈が短めのカジュアルなジャケット」というイメージです。
ジージャン(デニムジャケット)、スタジャン、MA-1、M65、バラクータG9とかじゃないですかね。
念の為、ブルゾンをググって見ると以下のような説明がありました。
ブルゾン(blouson)は、腰や裾を紐やベルトで絞ることで、背中にふくらみを持たせた上着のことを言う。
英語ではジャンパー(Jumper)と呼ばれるが、「ジャンパー」はイギリスではセーターを指す。

ダウンジャケットは違う気がしますよね。

他のオンラインショップも調べてみる

他のオンラインショップはダウンジャケットをどうカテゴライズしているのか気になったので、いくつか調べてみました。

UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)公式通販サイト

UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)公式通販サイトを見てみましょう。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)公式通販サイトのカテゴリー
ユナイテッドアローズ通販サイトでは、サイドメニューに「アウター/ジャケット」という大カテゴリーがあり、「アウター/ジャケット」をマウスオーバーすると「ダウンジャケット/キルティングジャケット」というカテゴリーがありあました。
「アウター/ジャケット」て分かりやすいですよね。
大カテゴリーが「トップス」「アウター/ジャケット」「パンツ」。。。とあるので、「ジャケット/アウター」にダウンジャケットがあるだろうということは容易に想像できます。

ZOZOTOWN

先日ヤフーに買収され、今後に期待のZOZOTOWN。
ZOZOTOWNのカテゴリー

サイドメニューの「ジャケット/アウター」という大カテゴリー内に「ダウンジャケット/コート」というカテゴリーがありました。
ユナイテッドアローズと単語の順序は違うものの「ジャケット/アウター」でやっぱり分かりやすいです。

ユニクロ公式通販サイト

ユニクロ公式通販サイトです。
ユニクロ公式通販サイトのカテゴリー
グローバルメニューの「MEN」をクリックすると、大きなプルダウンメニューが表示されます。
「ダウン」とすぐ目につきます。

個人的にはユニクロのメニューが好きですね。
もちろん、取扱いアイテムや推しているアイテム、売りたいアイテムによってカテゴリー分けをしなければいけない為、全てのショップがユニクロのようにできる訳ではありません。
ユニクロはダウンだけでCMを打つような会社ですから、ダウンをこれくらい目立たせる必要がありますし。

SSENSE

国内のサイトばかりだったので、海外サイトを1つチェック。
SSENSEです。
SSENSEのカテゴリー
SSENSEは大カテゴリー「ウェア」内に「ジャケット&コート」があり、さらに「ジャケット&コート」の中に「ダウン」がありました。
上に挙げた国内サイトよりもアクションは多いものの、すぐにダウンジャケットの一覧にたどり着くことができました。

ECサイトにとってカテゴリーは重要

以上のように、カテゴリーは顧客が欲しいアイテムに辿り着きやすく設計する必要があります。
申し訳ないですが、ダウンに限って言えばBEAMSオンラインのカテゴリーは不親切に感じます。

顧客はキーワードで検索するよりも、まずはカテゴリーで商品を探そうとします。
であれば、顧客目線でカテゴリーは設計します。
その次に、自サイトの都合(取扱いアイテムや推しているアイテム、売りたいアイテムなど)を加味しながら調整します。

あと、ユニクロ以外のサイトに言えることですが、こんなに寒い日が続いているんですから、もっとダウンを目立つように上位に表示すべきと思います。
カテゴリーを決定した後に、カテゴリーを調整するのは運用・システム的に厳しいでしょうし、1シーズン内でカテゴリーを追加・変更するとユーザが迷う原因になります。
ただ、シーズン内でも気温など細かい条件で売れるアイテムは変わって来ます。
その場合は、表示順序を変えるなどで、ユーザがいち早くアイテムを探せる工夫を常日頃から行うべきです。

ECサイトにとってカテゴリーは重要であり大変奥が深いものです。
日々ユーザ視点で、ユーザにとって使いやすいカテゴリーを検討することが売上アップに繋がります。

投稿者プロフィール

OSAMU HORIKAWACEO
株式会社サンクユー 代表取締役CEO。
基幹システムとECをつなぎ、受発注業務の最適化を支援する専門家。

関西大学卒業後、東証プライム上場のゼネコンにて人事総務を経験。
その後システムベンダーへ転職し、IBM AS/400環境における金融・物流・販売管理・経理・人事など、企業の基幹業務を支えるシステム開発に従事する。
プログラマからプロジェクトマネージャーまでを経験し、台湾・台北駐在として銀行システム構築プロジェクトにも参画。

この経験を通じて、「システムの質は要件定義の質に比例する」という思想を確立。
業務理解を起点としたシステム設計を強みとする。

その後、クレジット決済代行会社にて、決済システムの再構築や銀行連携、ECサイト構築を担当。
あわせて組織改革にも携わり、20名から60名規模への組織拡大を実現(退任時:常務取締役)。

2008年に株式会社サンクユーを創業、2010年に法人化。
現在は、基幹システムとECの両領域に精通した知見を活かし、BtoB企業における受発注業務のデジタル化・効率化を支援。
特に、FAX・電話・メールなどアナログ業務のEC化や、基幹システムとの連携を前提とした業務設計を得意とする。

単なるECサイト構築にとどまらず、業務フローの整理・要件定義・システム設計まで一貫して関与し、「現場で使われる仕組み」を実現することを重視している。

NTTレゾナント「goo Search Solution」にてEC関連コラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution

■趣味・関心領域
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