スマートフォンECサイトは、Amazon、楽天市場の2強で、今後のスマホECはアプリで利用されることが多い

ECサイト構築・運営
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スマホユーザーの最新Eコマース利用動向

少し前に調査会社ニールセンが発表した「スマートフォンからのEコマース関連サービス利用者は5,000万人に迫る規模に成長 ~ニールセン、スマホユーザーの最新Eコマース利用動向を発表~」では、2016年5月時点のスマホユーザのECサイト利用状況がまとめられていました
参考:スマートフォンからのEコマース関連サービス利用者は5,000万人に迫る規模に成長 ~ニールセン、スマホユーザーの最新Eコマース利用動向を発表~

上記記事を元に、スマホECの動向を考察してみたいと思います。

スマートフォンユーザのECサイト利用動向

  • スマートフォンからECサイトを利用するユーザは4,857万人。
  • 利用するECサイトのTOP5は、1位がAmazon、2位が楽天市場、3位がYahoo!ショッピング、4位がニッセン、5位がオムニ7。
  • 利用者の7割以上がAmazon、楽天市場を併用している。

2016年5月現在、スマートフォンからECサイトを利用しているユーザは5,000万人に届くほどの規模に拡大しています。
利用されているECサイトのTOP5は以下のようになっています。

スマートフォンから利用されているECサイト(2016年5月)

サイト 月間利用者数
1 Amazon 3,339万人
2 楽天市場 3,181万人
3 Yahoo!ショッピング 1,876万人
4 ニッセン 786万人
5 オムニ7 741万人

ECサイト2強はAmazonと楽天。その後をYahoo!ショッピングが追従。

上記の通り、Amazonと楽天市場の2強になっています。
その後を、 Yahoo!ショッピングが追っています。
Yahoo!ショッピングは2013年の出店無料化に伴って、店舗数を拡大しています。
Amazon、楽天に比べ、利用者数に1,000万人以上の開きはあるものの、着実に追従しているのが分かります。

実は、セブン&アイ・グループがダークホース

3位のニッセンはカタログ通販で有名な会社です。
セブン&アイ・ホールディングスが2016年11月1日付で完全子会社にすると発表しています。
(2014年に、セブン&アイはニッセンを連結子会社にしています。)

4位のオムニ7は、2015年11月1日にセブン&アイ・ホールディングスが始めた総合通販サイトです。

つまり、3位と4位がセブン&アイ・グループです。
ニッセンとオムニ7の利用者を足すと1,527万人。
セブン&アイ・グループがYahoo!ショッピングに迫る勢いです。

しかも、オムニ7は2015年11月にオープンしたばかりなのに、利用者が741万人と急増しています。

上記のことから、セブン&アイ・グループが、Yahoo!ショッピングを抜き去る日も遠くないだろうことが分かります。

オムニ7とは?

オムニ7は2015年11月にセブン&アイ・ホールディングスがオープンした総合通販サイトです。

EC業界に詳しい方ならお分かりの通り、オムニ7のオムニは「オムニチャネル」から来ています。
オムニチャネルとは、実店舗やECサイト、カタログ、イベントなどあらゆる販売チャネルを統合することを言います。
多角展開ではなく、複数の販売チャネルを統合する為、ユーザはどの販売チャネルからもで商品を購入・もしくは受け取ることができます。

オムニ7では以下のように説明されています。

あらゆる商品が、あなたの近くのセブン‐イレブンで受け取れます
もしも、西武・そごう、イトーヨーカドー、LOFT、赤ちゃん本舗などのお店がまとめてあなたの家のすぐ近くにやってきたとしたら、お買い物はどう変わるでしょうか?
セブン&アイグループの商品を近くのセブン‐イレブンで受け取れる。全く新しいお買い物習慣のはじまりです。

上位3サイトのスマホ・アプリの利用状況 2016年5月

各ECサイトはアプリも公開しています。

アプリからの注文の場合にポイント付与率をアップしたりなどで、アプリ利用を促していますね。
私も最近はアプリから商品を購入することが増えました。

サイト 2016年5月利用者数 対前年同月増加率
Amazon 1,608万人 67%
楽天市場 1,369万人 76%
Yahoo!ショッピング 601万人 199%

上記を見ると、各サイトが前年よりもスマホ・アプリの利用者数を伸ばしています。
特に、Yahoo!ショッピングの増加率は199%と目を見張るものがありますね。

私はAmazonと楽天市場のアプリは利用していますが、Yahoo!ショッピングのアプリは利用したことがないので、今度利用してみたいと思います。
(そもそも、私自身はYahoo!ショッピングを利用しないので、勉強がてら使ってみないといけませんね。)

ECサイト重複利用率 2016年5月

各ECサイトの重複利用状況は以下のようになっています。

サイト 月間利用者数 Amazn 楽天市場
Amazon 3,339万人 72%
楽天市場 3,181万人 76%
Yahoo!ショッピング 1,876万人 81% 81%
ニッセン 786万人 78% 85%
オムニ7 741万人 78% 85%

Amazonユーザが楽天市場を重複利用しているのが72%ですが、それ以外は80%近くがAmazonと楽天市場を重複で利用していることが分かります。

特定のECサイトを利用している訳ではなく、商品によってECサイトを使い分けていることが分かります。
私自身は、Amazonと楽天市場、ヨドバシ.comの3サイトを使い分けています。
ヨドバシ.comがランキングに入っていないですが、私はかなり利用しています。
ヨドバシ.comはポイントを考慮するとAmazonよりも安い商品が多いですし、当日配送も対応しています。
また、受取り時にサイン・捺印が不要なのが地味に便利です。

これからのスマホECはスマホ・アプリが重要

今回の調査結果からこれからのスマホECはスマホ・アプリがカギになることが分かりますね。

スマホ・アプリはプッシュ通知が可能なので、キャンペーン情報やクーポンの配布にとても便利です。
プッシュ通知は、メルマガよりもCV率(注文率)が高いと言われています。

また、スマートフォンの場合、スマートフォン・サイトよりもアプリの方がユーザビリティ的に優位性を持っています。
ユーザビリティに優れているアプリの方がCV率がアップします。

最近では、わざわざアプリを開発しなくても、スマートフォン・サイトを元にアプリを作ることも可能です。
以前より少ない予算・工数でECアプリを展開することも可能です。
サンクユーも、スマートフォン・サイトのアプリ化を提供していますので、お気軽にご相談ください。

オムニチャネルはEC業界全体で注目されている

オムニチャネルはスマホECに限らず、EC業界全体での動向となっています。

オムニチャネル化するということは、オンライン(インターネットの世界)とオフライン(現実の世界)がシームレスに連携することです。
オムニチャネルによって、人々の生活がより一層便利になります。

弊社のお客様の中にもオムニチャネルを展開されている企業様がいらっしゃいますし、検討されている企業様もいらっしゃいます。
弊社もサイト制作・システム開発を通じて、少しでもみなさんの生活が便利で過ごしやすいものになるよう頑張りたいと思います。

投稿者プロフィール

HORIKAWACEO
関西大学卒業後、東証プライム上場企業ゼネコンにて人事総務業務に従事。
幼少よりモノ作りが好きだったこともあり、「モノを作る仕事がしたい」という思いからシステムベンダーへ転職。

システムベンダーでは、IBMオフコンAS400で金融、物流、販売管理、経理、人事総務などのシステムを開発。
台北に駐在し遠東國際商業銀行のシステム構築プロジェクトへの参画など貴重な経験を積む。
10年間で、プログラマ、SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを務め、「システムの質は要件定義の質に比例する」と学ぶ。

その後、クレジット決済代行会社にヘッドハンティングされる。
決済システムの再構築、国内外の銀行システムとの接続、クライアントの会社サイト制作・ECサイト構築を行う。
一方、組織改革を任され、20名から60名へ会社規模を拡大させる。(退任時役職:常務取締役)

2008年クリエイティブチーム・サンクユーを立ち上げ、2010年に法人化し株式会社サンクユーを設立。

クライアントの業界、取扱商材、ターゲット顧客を理解・分析することで、結果が出るWEBサイトを制作することを得意とする。
また、ECサイト構築・運営への造詣も深く、NTTレゾナント株式会社が運営するgoo Search Solutionでコラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution


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