スクールや研修・講座の販売サイトで、保有資格によって講座受講料を割り引くEC-CUBEカスタマイズ

スクールや研修・講座の販売サイトで、保有資格によって講座受講料を割り引くEC-CUBEカスタマイズ EC-CUBE
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資格保有者に対して研修費・講座料を割引価格で提供したい

先日、EC-CUBEで研修や講座を販売しているサイト様からのご相談がございました。

そのご相談というのが、保有資格によって講座受講料の割引を設定したいとのことです。
資格を保有している方に対して割引きをしてあげたいとの思いからご相談頂きました。

以下のような方が講座を購入されます。

  • 1級資格保有者:1級の資格を保有している方
  • 2級資格保有者:2級の資格を保有している方
  • 一般:資格を一切保有していない方

サイト事業者様の要望としては、上記三者とも価格を変更したいとのことです。
これは、EC-CUBEの企画機能を利用すれば、実現可能です。

資格No.と氏名で資格保有者であるかをチェックする

ただし、一般の方はともかく、1級資格保有者と2級資格保有者は実際に資格を保有しているかをチェックする必要がございます。
その為、EC-CUBEに有資格者の資格No.と氏名、等級の情報を管理画面からアップロードできる機能を実装し、研修を購入する際に資格No.と氏名を入力して貰いチェックすることとしました。

EC-CUBEをどのようにカスタマイズしたのか

では、実際にどのようにEC-CUBEをカスタマイズしたのかをご説明いたします。

管理画面で資格No.と氏名、等級をアップロード

管理画面>会員管理に会員連動CSVアップロードという画面を新設いたしました。
管理画面>会員管理>会員連動CSVアップロード

資格No.、氏名、等級の3項目からなるCSVファイルをアップロードすることで可能です。
アップロードした情報を元に、購入者が有資格者か否かをチェックいたします。
資格No.、氏名、等級の3項目からなるCSVファイルをアップロード

注文時に、商品一覧ページ、または商品詳細ページで資格No.と氏名を入力しチェックする

資格の等級をプルダウンメニューで選択することが可能です。
デフォルトでは、以下のようにプルダウンメニューと数量とカゴに入れるボタンが表示されています。
商品ページのデフォルト表示

プルダウンで等級を選択すると、資格No.と氏名を入力する欄が表示されます。
サンプルでは1級と2級では金額が異なります。
プルダウンで等級を選択すると、資格No.と氏名を入力する欄が表示(1級の場合)

プルダウンで等級を選択すると、資格No.と氏名を入力する欄が表示(2級の場合)

資格No.と氏名を入力後、カゴに入れるボタンをクリックすると、資格No.と氏名がデータベースに存在しているかチェックします。
存在していれば、その情報は正しいこととなります。(=資格保有者である)
存在していなければ、以下のようにエラーが発生いたします。
エラー表示

以上のような動作となります。

この機能を利用して、クーポンとかキャンペーンなどを行うことも可能ですね。

お気軽にご相談ください

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