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EC-CUBEはSEO対策が貧弱
EC-CUBEはSEO対策機能が貧弱と言われがちです。
確かにSEO機能が充実しているとは言い難いシステムです。
幅広い集客方法がありますが、依然として検索結果からの集客は効果があります。
SEOを意識したサイト作りは集客には欠かせません。
EC-CUBEのSEO対策カスタマイズ事例をご紹介します。
SEOに適したHTML構造にする
SEOに最適なHTML構造というものがあります。
検索エンジンのクローラーが理解しやすいHTML構造にすることで、ECサイトの内容(コンテンツ)をGoogleに正しく評価して貰えます。
HTMLの書き方|SEOラボ
通常、ECサイトを構築する際はデザインを作成→デザインデータを元にHTMLでサイトを作成します。
その後さらに作成したHTMLデータを元にEC-CUBEのデザインをカスタマイズします。
その為、HTMLデータを作成するタイミングでSEOに最適なHTML構造を意識する必要があります。
ページごとにtitleタグ、descriptionタグ、hタグ、canonicalタグを設定する
ページごとに、各種タグを設定する必要があります。
各種タグとは、
- titleタグ
ページのタイトルで、検索結果に表示されます。
クリックされやすいタイトルを考えるとともに、SEO対策キーワードを含めることも大切です。 - descriptionタグ
ページの概要で、こちらも検索結果に表示されます。
クリックされやすい概要を考えるとともに、SEO対策キーワードを含めることも大切です。 - hタグ
ページ内の見出しを設定するタグです。
h1、h2、h3、h4などがあり、数字が小さいほど見出しの重要度が高いです。
重要度を意識しながら見出しをつけることが大切です。 - canonicalタグ
URLを正規化するタグです。
同じコンテンツに複数URLでアクセスできる場合に1つのURLを指定します。
これらのタグを管理画面で設定できるようにします。
最低でも以下のページは設定する必要があります。
- トップページ
- 商品一覧ページ(各カテゴリーページ)
- 商品詳細ページ
商品一覧ページは各カテゴリーに対して設定できる必要があります。
もちろん、上記以外のページでも設定できることが望ましいです。
また、適切な内容を設定するようにしましょう。
コンテンツページの設置
Googleがコンテンツを重要視するようになったことから、最近はコンテンツSEOが流行っています。
ユーザにとって有益なコンテンツをページ内に増やして行きましょうというものです。
ユーザにとって有益な内容に加え、SEOを意識した文章作成が必要となります。
EC-CUBEにはコンテンツ投稿機能がありませんので、別途WordPressを導入してコンテンツページを作成します。
もちろん、コンテンツページに関しても上述の内部SEO対策やタグ設定などが必須です。