BtoB-ECとは?定義・BtoCとの違い・導入が必要な理由をわかりやすく解説

【2025年最新版】BtoB-ECとは?定義・特徴・メリット・導入事例を徹底解説B2B-EC
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この記事でわかること
BtoB-ECとは何か・BtoCとの違い・どんな課題を解決するのかを整理します。導入の手順・費用・構築方法の比較は完全ガイドで解説しています。

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株式会社サンクユー 代表 堀川治
「BtoB-ECって結局何が違うの?」という疑問に、実務視点でシンプルに答えます。

「BtoB-EC」という言葉を目にする機会が増えましたが、「BtoCのECサイトと何が違うのか」「うちの会社に必要なのか」がわからないという声をよく聞きます。

この記事ではBtoB-ECの定義と基本的な特徴を整理します。導入の手順・費用・構築方法の比較は別記事で詳しく解説しています。

BtoB-ECとは何か

BtoB-EC(Business to Business EC)とは、企業間の受発注・見積・決済などをWebで完結させる仕組みです。

わかりやすく言えば、「取引先がIDでログインして商品を選んで注文する。その注文データが自社のシステムに自動で入る」という仕組みです。

これまでFAX・電話・メールで行っていた受注業務を、「人を介さずデータとして受け取る」状態にすることがBtoB-ECの本質です。

POINT
BtoB-ECは「Webサイトを作る」のではなく「受注処理の構造を変える」取り組みです。単なるホームページとは根本的に異なります。

BtoCとの決定的な違い

BtoB-ECがBtoC(消費者向け)のECサイトと大きく異なる点は、法人間取引特有の複雑な要件への対応が必要なことです。

項目BtoC-ECBtoB-EC
価格全員に同一価格取引先ごとに異なる価格・掛け率
決済クレジットカード即決済請求書払い・月締め・与信管理
発注単位1個から購入可最低発注数・ロット単位・ケース単位
承認なし申請→承認→発注のフロー
基幹連携不要なことが多い販売管理・在庫管理との連携が必須
よくある失敗
BtoCのECパッケージをBtoB用途に流用しようとすると、「取引先別価格が設定できない」「請求書払いに対応できない」などの問題が後から発覚します。BtoB-ECはBtoB専用の設計が必要です。

BtoB-ECが必要になる背景

なぜ今、BtoB-ECが注目されているのか。背景には受注業務の構造的な問題があります。

FAX・電話・メールでの受注は、注文書の転記・内容確認・問い合わせ対応など、人手に頼る工程が多く残ります。件数が増えるほど人手も増やさなければならず、担当者依存・ミス・引き継ぎ困難という問題が積み重なります。

経済産業省の調査(2025年発表)によると、2024年の国内BtoB-EC市場規模は514兆円・EC化率43.1%に達しており、企業間取引のデジタル化はすでに業界標準になりつつあります。

BtoB-ECでできること

  • 取引先ごとに異なる価格・掛け率をシステムで管理する
  • 24時間365日の受注受け付け(深夜・休日対応)
  • 注文データを基幹システムへ自動連携(転記不要)
  • 過去の注文履歴からワンクリックで再注文
  • 在庫状況・納期をリアルタイムで取引先に表示
  • 注文書・納品書・請求書の自動生成
  • 承認フロー(申請→承認→発注確定)の仕組み化

導入を検討するタイミングの目安

以下のいずれかに該当する場合、BtoB-EC導入を具体的に検討する価値があります。

  • 月間受注件数が50件を超え、処理工数が増え続けている
  • 特定の担当者しか受注処理できない状態になっている
  • 受注ミス・確認連絡が週に複数回発生している
  • 深夜・休日の注文に翌営業日まで対応できていない
  • 取引先から「Webで注文したい」という要望が出ている

次のステップ
導入の具体的な手順・費用目安・構築方法の選び方は、以下の完全ガイドで詳しく解説しています。

よくある質問

Q
BtoB-ECとは何ですか?
+
BtoB-EC(Business to Business EC)とは、企業間の受発注・見積・決済などをWebで完結させる仕組みです。FAX・電話・メールで行っていた受注業務をデジタル化し、転記工数の削減・属人化解消を実現します。
Q
BtoB-ECとBtoC-ECの違いは何ですか?
+
BtoC-ECは全員同一価格・クレジットカード決済が基本ですが、BtoB-ECは取引先ごとに異なる価格・請求書払い・最低発注数・承認フロー・基幹システム連携など、法人間取引特有の複雑な要件への対応が必要です。
Q
BtoB-ECはどんな企業が導入すべきですか?
+
主に製造業・卸売業・商社など、法人取引が中心でFAX・電話・メールによる受注業務が発生している企業に向いています。受注件数が多い・担当者依存が強い・深夜休日の発注対応が難しい、といった課題がある場合は導入を検討する価値があります。

BtoB-ECについて詳しく知りたい方へ

導入の流れ・費用目安・EC-CUBEとSaaSの違い・成功のポイントは完全ガイドで解説しています。自社の場合の費用感を知りたい方は無料でご相談いただけます。

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投稿者プロフィール

OSAMU HORIKAWA
OSAMU HORIKAWACEO
株式会社サンクユー 代表取締役CEO。
基幹システムとECをつなぎ、受発注業務の最適化を支援する専門家。

関西大学卒業後、東証プライム上場のゼネコンにて人事総務を経験。
その後システムベンダーへ転職し、IBM AS/400環境における金融・物流・販売管理・経理・人事など、企業の基幹業務を支えるシステム開発に従事する。
プログラマからプロジェクトマネージャーまでを経験し、台湾・台北駐在として銀行システム構築プロジェクトにも参画。

この経験を通じて、「システムの質は要件定義の質に比例する」という思想を確立。
業務理解を起点としたシステム設計を強みとする。

その後、クレジット決済代行会社にて、決済システムの再構築や銀行連携、ECサイト構築を担当。
あわせて組織改革にも携わり、20名から60名規模への組織拡大を実現(退任時:常務取締役)。

2008年に株式会社サンクユーを創業、2010年に法人化。
現在は、基幹システムとECの両領域に精通した知見を活かし、BtoB企業における受発注業務のデジタル化・効率化を支援。
特に、FAX・電話・メールなどアナログ業務のEC化や、基幹システムとの連携を前提とした業務設計を得意とする。

単なるECサイト構築にとどまらず、業務フローの整理・要件定義・システム設計まで一貫して関与し、「現場で使われる仕組み」を実現することを重視している。

NTTレゾナント「goo Search Solution」にてEC関連コラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution

■趣味・関心領域
BMW / WRC / ロードバイク / RIZIN / UFC / 大相撲
David Bowie / blur / MUSE / The Rolling Stones / XTC
機動戦士ガンダム(富野由悠季)
ベルセルク / 頭文字D / 進撃の巨人 / ジョジョの奇妙な冒険 / あしたのジョー
Mission: Impossible / Memento / ワイルド・スピード / ソナチネ
LOST / Game of Thrones / FRINGE / The Mentalist
上岡龍太郎 / ダウンタウン

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