【初心者向け】EC-CUBE APIとは?特徴・メリット・利用方法を徹底解説。

【初心者向け】APIとは?ECサイトの拡張には必須機能。特徴、メリット、利用方法、EC-CUBEのAPIまで徹底解説! EC-CUBE
この記事は約8分で読めます。

APIとは?

APIとは、Application Programming Interfaceの略称です。

  • Application:ソフトウェア
  • Programming:プログラミング
  • Interface:接点

直訳すると「ソフトウェアとプログラミングする為の接点」になりますが、APIは「外部のシステムがAPIを利用してAPIを提供しているシステムのデータや機能を利用できる仕組み」のことです。
APIを介して外部システムから機能やデータを活用できる

APIを利用した身近な例を挙げてみます。

  • Googleマップを自社サイトに掲載できる
  • Amazon PayをAmazon以外のECサイトで利用できる
  • TSUTAYAのサイトにYahoo!アカウントでログインできる
  • 東急ストアの買い物を楽天ポイントで支払いができる
  • LINEでクロネコヤマトの再配達を依頼できる

ちなみにAmazon PayのAPIを利用してEC-CUBEにAmazon Payを導入した実績があります。

EC-CUBEにAmazon Payを導入すれば会員登録や注文が増える
Amazon Pay最近、Amazon Payの導入を検討されているサイト様が増えました。Amazonも積極的な営業をしているようですね。Amazon Payを導入すれば、会員登録数や注文数が増えると言われています。その為、みなさ...

また、GoogleフォントAPIを利用して、WEBフォントをWEBサイトに導入した実績もあります。

WEBフォント。Google Font API を使ってみた
ればせながら、Google Font API を使ってみました。昨年の5月にリリースされて以降、色々なサイトで利用されているのを目にするようになりました。

APIを利用することでできること

他のシステムの機能を利用できるのがAPIですが、実際どのようなことができるのでしょうか。
実際に存在するAPIを例にご紹介します。

salesforce Integration and APIs Developer Center

Integration and APIs Developer Center
Saleceforce Integration and APIs Developer Centerでは様々なAPIを提供しています。

  • REST API:Salesforce を操作する為のRESTベースのWEBシステム用インターフェイス
  • SOAP API:Salesforce を操作する為のSOAPベースのWEBシステム用インターフェイス
  • Connect REST API:B2B Commerce for Lightning、CMS 管理コンテンツ、Experience Cloud サイト、ファイル、通知、トピックなどにアクセスすることができます
  • ユーザインターフェース API:外部からsalesforceのレコード、リストビュー、アクション、お気に入りなどの操作ができます
  • Analytics REST API:Analytics アセット (データセット、レンズ、ダッシュボードなど) にアクセスできます

ヤマト運輸 配送連携API

配送連携API | ヤマト運輸
配送連携APIを利用することで、集荷依頼やヤマト運輸直営店、コンビニエンスストアでの受付用QRコードを取得できます。
また、、送り状の手書きや現金払いの必要なく発送が可能となります。

ZAICO API

ZAICO APIを使って在庫データを操作する|ZAICO
ZAICO APIを利用することによって、ZAICOで管理している在庫データを閲覧・作成・変更することができます。

スマレジAPI

スマレジAPI | スマレジ – iPad/iPhoneアプリを使った、無料で始める圧倒的な高機能クラウドPOSレジ
スマレジAPIを利用することで、スマレジの売上データ、在庫データ、入荷情報、顧客データを外部から参照・更新することが可能になります。

Google Sheets API

Sheets API|Google Developers
Google Sheets APIを利用することで、外部からスプレッドシートのデータの参照やデータの書き込みが可能となります。
また、グラフを作成したり、ピボットテーブルを作成したりすることも可能です。
Java、JavaScript、Pythonなどのプログラミング言語でAPIを利用することが可能です。

Google Maps Platform

Google Maps Platform|Google Developers
Google Maps Platformでは様々なAPIを提供しています。

  • Maps Static API:地図を最小限のコードでWEBサイトに追加することが可能
  • Maps JavaScript API:インタラクティブな地図をWEBサイトに表示することが可能
  • Street View API:360度のパノラマ地図を画像をWEBサイトに表示することが可能
  • Directions API:目的地までのルート情報(公共交通機関、自転車、車、徒歩)を提供
  • Distance Matrix API:複数の目的地の移動時間と距離の情報を提供
  • Roads API:車の走行ルート情報を提供
  • Maps JavaScript API:ある場所の住所・地理座標の情報を提供
  • Geocoding API:住所を地理的座標に変換したり、地理的座標から住所を特定することが可能
  • Geolocation API:携帯電話の位置データを利用して、GPSに依存せずデバイスの位置を返すことが可能
  • Time Zone API:特定の緯度と経度のタイムゾーンの情報を提供

GoogleマップAPIを利用して、Googleマップ連動の不動産物件サイトを構築いたしました。
お客様からは「Airbnbのようなイメージで不動産物件サイトを作りたい」とご要望を頂きましたのですが、GoogleマップAPIによって実現することができました。
以下の記事でご紹介していますので、ご興味があればご覧ください。

GoogleマップAPIを使った、Googleマップ連動不動産物件検索サイト
サンクユーはECサイト構築だけでなく、WEBサイト制作も得意サンクユーは良くも悪くも「ECサイト構築が得意な制作会社」として認知されています。もちろんその通りで、今まで数多くのECサイトを手がけ、またECサイト売上アップの為のコンサルテ...

Facebook Graph API

Graph API – Facebook for Developers
FacebookグラフAPIを利用することで、Facebookのユーザー(個人情報含む)、写真、ページ、コメントなどの情報を取得・更新することが可能です。

Instagram Graph API

InstagramグラフAPI – Instagramプラットフォーム – ドキュメンテーション – Facebook for Developers
InstagramグラフAPIを使用することで、Instagram上の動画・画像の取得と公開、コメントの管理、メンションしたメディアの識別、ハッシュタグ検索などを行えます。

以下の記事ではInstagram APIのご説明をしています。
Instagram APIを利用してEC-CUBEにインスタグラムのメディア(動画・写真)を表示させる実例もご紹介しています。

EC-CUBE×インスタグラム連携。Instagram API活用方法を徹底解説。
インスタグラムはマーケティングに欠かせないツールInstagaram登場時はおしゃれな写真共有アプリでセンスがいい人が利用しているというイメージでしたが、FacebookがInstagramを買収してからマネタイズできるよう方向転換。現...

Twitter API

TwitterのAPIについて
Twitter APIを利用することで、アカウント管理、ツイートと返信、ダイレクトメッセージ管理、広告管理を行うことが可能になります。

LINE Messaging API

Messaging API | LINE Developers
Messaging APIを利用することで、外部システムからLINEユーザーにメッセージを送ることができます。

APIを利用するメリット

APIを利用するメリットは、APIを利用することで開発期間・コストが削減できることです。
ゼロから機能を実装するよりも、提供されているAPIを利用して機能を実装する方が開発期間は短くなります。
また、APIを利用することで開発の難易度も下がります。
不具合の発生も抑えることができます。

APIを提供するメリット

次にAPIを提供する側のメリットです。
APIを開発するのは大変ですが、APIを開発し提供することで多くの外部システムが自社サービスを利用してくれるようになります。
その結果、自社サービスの成長に繋がることがAPI提供のメリットとなります。

APIのデメリット

APIのデメリットは、APIを提供しているシステムのリニューアルなどでAPI仕様が変更になった場合、APIを利用している側は改修をする必があります。

APIでデータや機能を提供しているサービスが停止することも考えられます。
その場合は、別サービスに乗り換えることや自社で独自機能を実装する必要があります。

APIで提供されている機能以外は、APIでは利用できないです。
必要な機能がAPIで提供されていない場合、独自開発する必要があります。

外部システムとの連携が必要なECサイトだからこそAPI利用は必須

ECサイトは規模が小さい時はECシステムのみで運用を行うことが可能ですが、規模が大きくなると在庫管理、配送管理、顧客管理、会計管理、マーケティングなどそれぞれ専用のシステムで管理することになります。
そうなった際に各システムからAPIが提供されていれば、ECシステムから容易に各システムのデータ・機能を活用することが可能になります。
また、ECシステムがAPIを提供することで、外部システムからECシステムのデータを活用することが可能です。

外部システムとの連携が多く発生するECサイトだからこそAPIは必須の仕組みです。

EC-CUBEのAPI

ECサイト構築用オープンソースプラットフォームの「EC-CUBE」もWeb APIを提供しています。
EC-CUBE 4.0 Web API
EC-CUBE4 Web API プラグイン 開発ドキュメント

EC-CUBEのAPIの実装機能

EC-CUBEのAPIの実装機能は以下です。

  • OAuth2.0による認可
  • GraphQLによる取得と更新
  • Webhookによる通知
  • 拡張機構

EC-CUBEのAPIでできること

EC-CUBEのAPIでできることは以下のことです。

  • 商品情報の取得
  • 受注情報の取得
  • 会員情報の取得
  • 商品在庫の更新
  • 出荷ステータスの更新
  • 会員へメッセージを通知

なお、EC-CUBE APIは上記以外にも拡張機能がある為、必要に応じてAPIを追加したり改修することが可能です。

まとめ

以上のようにAPIを介して複数のシステムがお互いの機能やデータを活用することができまる為、自社システムを容易に機能拡張することが可能です。
かつ、開発期間の短縮が可能な為、スピードのある事業展開が見込めます。

また、APIを提供することで自社サービスの利用者を増やすことも可能です。

APIを提供する側も利用する側も、APIによって得るメリットは大きいです。
ぜひAPIを活用することをご検討してみては如何でしょうか。

タイトルとURLをコピーしました