EC-CUBEでECサイトを構築するメリット
昨今のEC活況が追い風となって、様々なECサイト構築ソリューションが出てきました。
EC事業者にとって選択肢が多いことは良いことなのですが、多過ぎてどのソリューションを選択すべきか分からない状況に陥ってるのではないでしょうか。
数多くのECソリューションが存在していますが、弊社はEC-CUBEをご提案しています。
【公式】EC-CUBE|ECサイト構築・リニューアルならECオープンプラットフォームEC-CUBE
EC-CUBEは小規模サイトから大規模サイトまでカバーできるECサイト構築システムです。
EC-CUBEは自由にカスタマイズできるECシステムです。
その為、EC-CUBEをベースにオリジナルのECサイトを構築でき、事業規模に応じてECサイトを成長させることが可能です。
また、EC-CUBEは自社でシステム改修できますので末長く使えます。
(弊社のお取引先にはEC-CUBEで構築したECサイトを10年以上運営しているEC事業者もございます。)

ECサイト構築手順を理解しておく
本コラムではEC-CUBEでECサイトを制作する手順をご説明いたします。
EC-CUBE制作手順を知る前に、まずはECサイト構築の手順を知っておく必要があります。
下記コラムでECサイトの作り方・手順を説明していますので、ECサイト構築方法をご存じない方は一読をお勧めします。

EC-CUBEが得意な制作会社を選ぶ
まずはEC-CUBEの構築を依頼する制作会社を選びます。
EC-CUBEの構築・カスタマイズに精通した公式インテグレートパートナーが存在しています。
制作会社を探す | ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」
公式パートナーから自社に合った制作会社を選びます。

弊社は2007年からインテグレートパートナーに認定され続けています。
これまでに100サイトを超えるEC-CUBEの制作やカスタマイズに携わってきました。

制作会社を選択する際に、EC-CUBE制作費用相場を理解しておく必要があります。
料金相場や見積りの妥当性判断方法を以下のコラムでご説明しています。

制作会社が決定すれば、以降の作業は制作会社主導で進んでいきます。
御社担当の作業があれば、制作会社の指示やアドバイスに従って作業をします。
EC-CUBEをインストールし初期設定を行う
制作会社がEC-CUBEをサーバーにインストールします。
正常にインストールが完了すれば、初期設定を行います。

EC-CUBEのデザインをカスタマイズする
初期設定が完了すれば、EC-CUBEはデザインをカスタマイズします。
EC-CUBEはカスタマイズ性に優れたシステムですので、自由にデザインを変えることが可能です。
売れる為のデザインにカスタマイズします。
尚、ゼロからオリジナルのデザインを作成すると、デザイン料が発生します。
予算的に厳しい場合はデザインテンプレートを利用することでデザイン費用を抑えられます。
デザインテンプレート | ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」
EC-CUBEの機能をカスタマイズする
次にEC-CUBEの機能をカスタマイズします。
売れる為の機能、業務効率がアップする機能をEC-CUBEに実装します。
- 販売促進
- マーケティング
- 顧客管理
- 物流
- 在庫管理
- 販売管理
- 業務システム連携

尚、EC-CUBEはプラグインで機能を拡張することが可能です。
直接EC-CUBEを改修するよりも低コストで機能拡張できます。
希望に沿うプラグインがあれば積極的にプラグインを使うことで開発コストが抑えられます。
ただし、プラグインには長所もあれば短所もあります。
よく理解した上で活用ください。

決済はEC-CUBEに対応している決済会社を選ぶべき
多くの決済手段が出現したことでユーザーの支払い方法は多様化してしまいました。
ユーザーは自分が使いたい支払い方法がECサイトで提供されていない場合、ECサイトを離脱する恐れがあります。
商品が御社サイトでしか手に入らないのであればいざ知らず、競合サイトでも手に入る商品であればユーザーは競合サイトに移ってしまいます。
したがってECサイトで提供する決済手段はよく検討する必要があります。

EC-CUBEに対応した決済会社であれば、決済モジュールを提供しています。
簡単に決済のつなぎ込みができますので、必ずEC-CUBEに対応した決済会社を選びましょう。
決済 | ECサイト構築・リニューアルは「ECオープンプラットフォームEC-CUBE」
配送設定を行う
決済の設定が完了すれば、配送設定を行います。
EC-CUBEは支払い方法に配送設定が紐づく仕組みになっています。
尚、支払い方法と同様に配送会社・配送方法もユーザーの満足度に関わります。
配送はお客様に商品を届けるという最後の接客です。
配送で不安や不快な感情を与えてしまうと、御社サイトに対する評価に影響します。
しっかり検討してください。
商品を登録する
ここまでくれば、あとは商品を登録するだけです。
商品はEC-CUBE管理画面で1件ずつ登録することも可能ですし、CSVで一括登録することもできます。
また、商品登録を制作会社が代行してくれますので、大量に商品がある場合は制作会社に相談してみましょう。
尚、制作会社が商品登録を代行する場合も元となる情報(商品画像、商品情報)は御社で用意する必要があります。
オープンに向けて最終テストを行う
商品を登録すればサイトをオープンできる状態です。
お客様にご迷惑をおかけしないよう最終テストを行います。
最終テストですので、すべての動作を検証します。
要件通りにECサイトが作られているか、運用に問題がある箇所はないか、不具合はないか等、ECサイトに不備があればユーザーにご迷惑をお掛けします。
抜けがないよう入念に検証する必要があります。
いよいよECサイトをオープンする
最終テスト(検証)が完了すれば、いよいよサイトをオープンします。
御社にとっては初めてのEC運用ですので、余裕を持って人員をスタンバイさせた方がよいです。
また、入念なテストをしたとは言え、システムのトラブルが発生する可能性もあります。
何かあった時の為に制作会社も待機します。
尚、トラブルを想定してサイトオープンは週末を避けることが望ましいです。
週末にトラブルが発生すると御社社員は休日出勤して対応しなければいけませんし、制作会社も週末だと対応してくれません。
(通常、休日・夜間の対応は別途料金が発生します。)
EC-CUBEの保守は必要
EC-CUBEの場合、自社でシステムを保守管理する必要があります。
自社でできるのであれば問題ありませんが、難しい場合は制作会社にシステム管理を依頼します。
最低限のシステム保守であれば月額1万円から提供されています。
(もちろん保守サービスの内容によっては数十万円もあり得ます)
システム管理者を雇用することを考えれば高い金額ではありません。

EC事業の拡大とともにECサイトを成長させる
ECサイトを運営する中で改善点は出てきます。
改善を繰り返しながら、より良いECシステムに成長させることができるのがEC-CUBEの良いところです。
また、EC事業が拡大するにつれ、機能強化をする必要が出てきます。
EC事業拡大とともにECシステムを乗り換えることなく機能強化ができることもEC-CUBEを使うメリットです。
EC事業規模に合わせてEC-CUBEを成長させ、さらなる事業拡大を目指してください。
投稿者プロフィール
- CEO
-
関西大学卒業後、大手ゼネコンにて人事総務業務に携わる。
幼少よりモノ作りが好きだったこともあり、自らの手でモノを作りたいという思いを強く抱くようになり、未経験でシステムベンダーへ転職。
IBMオフコンAS400で金融サービス、物流、販売管理、経理、人事総務などのシステムを開発。
台北に駐在し遠東國際商業銀行の個人向け貸付システム構築プロジェクトに参画するなど貴重な経験を積む。
10年の間に、プログラマ、SE、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーを務め、「完成度の高いシステムは、要件定義の質に比例する」と学ぶ。
その後、クレジットカード決済代行会社にヘッドハンティングされ、決済システムの刷新・
国内外の銀行システムとの接続・クライアントのECサイト構築を行う。
また、社内の組織改革を任され、20名から60名へ会社規模を拡大。(退任時役職:常務取締役)
2008年クリエイティブチーム・サンクユーを立ち上げ、2010年に株式会社サンクユーを設立。
クライアントの業界、取扱商材、ターゲット顧客を理解することで、結果が出るWEBサイトを提案・制作。
ECサイト構築・運営への造詣も深く、NTTレゾナント株式会社が運営するgoo Search Solutionでコラムを執筆。
ECマーケティングレポート | goo Search Solution – ECサイト内検索・商品検索サービス
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