EC-CUBEとは?EC-CUBEの特徴・機能・メリット・デメリットなど初心者でも分かりやすくご説明します。
EC-CUBEとは?
様々なEC構築ツールが存在している中、ECシステムを自社で保有できることで注目を浴びている「EC-CUBE」。
EC-CUBEは国産のECサイト構築オープンソースシステムです。
(国産だから高品質で日本の商慣習にぴったりの機能が充実)
本コラムでは初心者にもEC-CUBEを理解できるよう分かりやすく説明いたします。
- EC-CUBEとは?
- EC-CUBEで何ができる?
- EC-CUBEでECサイトを構築するには?
- EC-CUBEのメリット、デメリットは?
など、EC-CUBEの基本を徹底解説します。
EC-CUBEは国内No.1シェアのECオープンソース・システム

EC-CUBE(イーシーキューブ)は、株式会社イーシーキューブが開発するオープンソースのECシステムです。
オープンソース・システムとは無料で利用できるシステムです。
もちろん自由に機能追加することも可能です。
ですから、「低予算で」「拡張性のある」「オリジナルの」ECサイトを制作したい場合にEC-CUBEは最適です。
EC-CUBEは独立行政法人情報処理推進機構の「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」において、EC構築オープンソースとして国内No.1シェアとなりました。
数多くのECサイトにEC-CUBEが導入されている証です。
株式会社ロックオンが提供する「EC-CUBE」がEC構築オープンソースとして、国内シェアNo.1に
EC-CUBEは無料だけどECサイト運営に必要な機能が備わっている
EC-CUBEは無料ながらECサイトを運営する為の基本機能が搭載されています。
では、EC-CUBE標準機能を見てみましょう。
フロント機能
フロント機能とはユーザ(買い物客)が利用する機能を指します。
商品の表示機能、商品の注文機能、会員に関する機能などが含まれます。
| 商品紹介 | 商品を表示させる機能。 商品一覧ページ、商品詳細ページ、商品タグ(スタータス)、お気に入り登録など。 |
| 商品注文 | 商品を注文する為の機能。 カード機能、お届け先設定、配送時間指定、お支払い方法選択、注文処理、ポイント購入など。 |
| マイページ | お客様が利用するマイページ機能。 会員登録、ログイン機能、会員情報編集、注文履歴表示、お届け先設定、お気に入り商品一覧、退会処理など。 |
| その他 | その他の機能。 パスワードリセット、パスワード再設定、オススメ商品、新着情報表示、カテゴリー検索機能、キーワード検索機能、お問い合わせフォームなど。 |
管理機能
管理機能とはECサイト運営者が利用する機能です。
商品管理、注文管理、サイト管理などの機能が含まれます。
| 認証機能 | 管理画面を利用する為の機能。 管理画面利用者の登録、パスワード認証など。 |
| TOPページ | 管理者がログインした直後に表示される機能。 直近の受注状況、直近の売り上げ状況、在庫状況などを表示。 |
| 商品管理 | 商品を管理する為の機能。 商品登録・編集、商品検索、在庫管理、規格(SKU)管理、商品情報一括登録・変更、カテゴリー管理など。 |
| 受注管理 | 注文を管理する機能。 注文検索、注文情報編集、注文スタータス管理、受注情報CSV出力、配送情報CSV出力、納品書PDF出力など。 |
| 会員情報 | 会員を管理する機能。 会員検索、会員情報CSV出力、会員情報編集など。 |
| コンテンツ管理 | ECサイトに表示するコンテンツを管理する機能。 新着情報管理、オススメ商品管理、レイアウト編集、デザイン編集、ブロック編集など。 |
| 店舗設定 | 店舗の基本設定。 基本設定、特定商取引に関する法律設定、会員規約設定、支払い方法設定、配送設定、税率設定、メール設定など。 |
| システム情報設定 | システムを管理する機能。 システム情報表示、メンバー管理、権限管理、セキュリティ管理、ログ表示、マスターデータ管理など。 |
| オーナーズストア | EC-CUBEオーナーズストアを利用する為の機能。 プラグイン検索、プラグイン一覧、テンプレート設定など。 |
| 売上げ集計 | 集計機能。 期間別集計、商品別集計、年代別集計、職業別集計。会員別集計。 |
| メルマガ配信 | メルマガを配信する機能。 |
| クーポン | クーポンを発行する機能。 |
機能詳細はEC-CUBEの機能一覧(EC-CUBE公式サイト)に掲載されています。
EC-CUBEの制作は難しくないか?
EC-CUBEはオープンソースシステムの為、他のEC構築サービスよりも制作の難易度は高いです。
しかし、制作手順をしっかり理解することで、失敗することなくECサイトを構築することができます。
また、EC-CUBE公式パートナーというEC-CUBEに精通した制作会社がありますので、公式パートナーに相談すれば容易にEC-CUBEでECサイトを構築できます。
(EC-CUBE公式パートナーについては後述)

誰がEC-CUBE本体を開発しているのか?
EC-CUBEは誰が開発しているのでしょうか。
EC-CUBE本体開発はイーシーキューブ社が主導し、全国の企業や個人が開発に携わっています。
開発とは機能追加・機能改修・不具合修正などさまざまな対応が含まれます。
EC-CUBE本体開発
EC-CUBEはオープンソース・システムですので企業・個人はボランティアで参加しています。
彼らの活動があるからこそ、無料でEC-CUBEを利用することができます。
EC-CUBEのバージョンは2系、3系、4系が存在する

EC-CUBEには複数のバージョンが存在します。
現在は、2.13系(2.17系)・3系・4系の3種類があります。

EC-CUBE2.13系(2.17系)
2.13系はEC-CUBEで一番利用されているバージョンです。
一番多く利用されている為、不具合が解消されており大変安定したシステムです。
新規の開発はストップしていますが、サポートは継続されています。
独自フレームワークが使用されいる為、一部のエンジニアからは敷居が高いと判断されることもありました。
2.13系をPHP7対応にした2.17系もあります。
現時点で2系を利用しなければいけない場合は、2.17系を利用することになります。
EC-CUBE2.13系に関する過去記事

EC-CUBE3系
2系はバージョンアップが容易にできない、初めてのエンジニアにはとっつきにくいなど課題がありました。
それらを解決すべく、3系はシステムのアップデートや移行機能(マイグレーション)の機能が実装され、プラグイン機能が強化されました。
また、2系が独自フレームワークでしたが、3系ではフレームワークSilexを採用しました。
Silexを知っているエンジニアであれば比較的簡単にEC-CUBEをカスタマイズすることができました。
現在、3系も新規の開発はストップしていますが、サポートは継続されています。
EC-CUBE3系に関する過去記事


EC-CUBE4系
3系で培ったノウハウをさらに活かす為に新たに4系が作成されました。
フレームワークはSilexからSymfonyに変更。
3系と同様にプラグインで機能拡張でき、バージョンアップも容易にでき、API機能を実装することで外部システムとの連携を可能にしました。
4系は本記事執筆時点で最新のEC-CUBEとなります。
株式会社イーシーキューブも4系に力を入れるので、今後益々使い勝手のよいシステムになっていくと期待されます。
EC-CUBE4系に関する過去記事


EC-CUBEは簡単にインストールできる
EC-CUBEを利用する為にはサーバーにEC-CUBEをインストールする必要があります。
「サーバーにシステムをインストールする」と聞くととても難しい作業に思うかもしれませんが、EC-CUBEのインストールは比較的簡単な作業です。
インストールの難易度が低いこともEC-CUBEが人気である理由の一つです。

EC-CUBEのデザインテンプレートを使用すれば簡単にデザインを変更できる

デザインテンプレートを利用すれば簡単にEC-CUBEのデザインを変更できます。
有料・無料の様々なデザインテンプレートがありますので、サイトコンセプトにあったテンプレートを選択します。
EC-CUBEデザインテンプレート一覧
デザインテンプレートを利用するメリットは、デザインを簡単に変更できることです。
テンプレートを利用することで、デザイン検討やデザイン作成に要する時間とコストを削減できます。
デザインテンプレートを利用する際の注意点

テンプレートとはひな形です。
つまり、デザインテンプレートはEC-CUBEのデザインの大枠を変更します。
その為、ロゴ・メインビジュアル・バナー・ボタンなどは自社で作成する必要があります。
テンプレートをそのまま利用するのではなく、テンプレートをベースにオリジナルのサイトへブラッシュアップすることをおすすめします。
また、デザインテンプレートに機能は実装されていません。
デザインテンプレートにEC-CUBEに機能が含まれている場合、プラグイン利用もしくは独自開発する必要があります。
例えば、デザインテンプレートに売上ランキングが含まれていても、それはデザインのみで機能はありません。
売り上げランキングの機能は独自に実装する必要があります。
EC-CUBEはデザイン・カスタマイズの自由度が高い為、完全オリジナルデザインにすることが可能

デザインテンプレートは多数ありますが、どうしても自社ブランドにマッチするものがない、もしくはデザインにこだわりたい場合は、ゼロからデザインを作成します。
EC-CUBEはデザインのカスタマイズの自由度が高い為、どのようなデザインにも変更することができます。
その代わり、オリジナルのデザインを作成するには、デザインテンプレートを利用するよりはコストと時間がかかります。
希望・予算・効果などを元に検討します。
プラグインで機能が追加できる

EC-CUBEはプラグインで機能を追加することが可能です。
プラグインに関する詳細解説を下記コラムで書いています。

様々なプラグインがある
EC-CUBEプラグインには様々なものがあります。
集客や売上アップにつながるプラグイン、業務効率を向上する管理機能のプラグインなど様々なプラグインが公開されています。
自社でプログラミングして機能を追加するよりもプラグインを利用する方が簡単に機能を実装できます。
デザインテンプレート同様、プラグインを利用することで時間・コストを削減することが可能です。
プラグインには有料・無料がある
EC-CUBEのプラグインには有料のものと無料のものがあります。
プラグインを有料販売するか、無料公開するかはプラグイン開発元のポリシー次第です。
- とにかく誰かの役に立ちたいから無料でプラグインを公開したい
- 無料で公開することで多くのECサイトに利用して貰い認知度を上げたい
- プラグイン開発で発生したコストを有料販売で回収したい
- プラグインを有料販売することで収益を得たい
など。
ですから、一概に有料だから質が良くて、無料だから質が悪いとも言えません。
実際、弊社が購入した有料プラグインにバグがありました。
有料・無料問わず、プラグインの機能が自社の要件を満たすものなのかを事前によく吟味してダウンロードしてください。
無料はとりあえずダウンロードして使ってみて確認。
有料プラグインはデモサイトが公開されていることが多い為デモサイトで確認、場合によっては開発元に問い合わせしてみましょう。
サンクユーがおすすめする有料プラグインと無料プラグインをまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。


プラグイン利用時の注意点
プラグインは便利な一方、様々な企業や個人の方が公開している為、プラグイン同士が干渉し正常に動作しないトラブルもあります。
また、プラグイン自体に不具合が存在していることもあります。
プラグインの開発元が迅速にトラブルに対応してくれれば問題ありませんが、そうではないこともあります。
その場合は、プラグイン開発元が不具合を修正するまで待つ、自社で不具合を改修する、他の制作会社に依頼し不具合を改修して貰うなどの対処が必要となります。


プラグインにない機能はカスタマイズすれば大丈夫

欲しい機能がプラグインにない場合は、EC-CUBEをカスタマイズすれば実装できます。
また、プラグインそのものを改修したり、機能を追加することもできます。
ただし、その場合、プラグインをバージョンアップをすることができなくなりますので注意が必要です。
EC-CUBEをカスタマイズする為にはプラグラミング・スキルが必要
EC-CUBEの機能をカスタマイズする為にはプログラミング技術は必須です。
プログラム言語のPHP、PHPフレームワークのSymfony、テンプレートエンジンのTwig、データベースはMySQLおよびPostgreSQL、フロントはJavaScript、JQuery、cssなど必要スキルは多岐に渡ります。
サンクユーはEC-CUBEが得意な制作会社です。
EC-CUBEカスタマイズが可能なエンジニアが多数在籍しております。
携わったEC-CUBEは100サイトを超え、EC-CUBEカスタマイズ実績は豊富です。

APIで外部システムとの連携が容易
EC-CUBEにはAPIがあります。
APIとは外部システムの機能やデータを活用できる仕組みです。
EC-CUBEのAPIを利用すれば、外部システムからEC-CUBEのデータ(注文データ、商品データ、会員データ、在庫データなど)を参照したり更新できます。
また、外部システムからEC-CUBEの会員に直接メッセージを送るなんてことも可能です。
一方、APIを公開しているシステムを利用することで、EC-CUBEから外部システムのデータを参照・更新したり、外部システムの機能を活用できます。
これからのECサイトは外部システムとの連携は必須です。
APIがあるEC-CUBEであれば、外部システムと容易に連携します。

使える決済手段は豊富

EC-CUBEでは様々な決済手段が利用できます。
- 口座振込
- 代金引換
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- Pay-easy
- 電子マネー(Paypay、ID、SUICA、Edyなど)
- 楽天ペイ
- Amazon Pay
- Apple Pay
- キャリア決済(ドコモ、ソフトバンク、au)
- 口座振込確認
- 代引き
- 掛け払い
EC-CUBEでクレジット決済を導入したい場合は決済代行会社と契約します。
また、EC-CUBEと決済代行システムを連携しますが、決済プラグインが提供されていれば簡単に連携できます。
もし決済プラグインがない場合は、連携機能を独自開発しなければならず、多くのコスト・時間が発生します。
その為、EC-CUBEに対応している決済サービス会社を利用することをおすすめします。
EC-CUBEで利用できる決済サービス
なお、決済代行会社はクレジット決済のみではなく、コンビニ決済、スマホ決済、銀行振込確認など多くの決済手段を提供している為、1社と契約すれば複数の決済手段を導入できます。

また、EC-CUBEでは都度決済だけでなく、継続決済を導入することができます。
継続決済を導入すれば定期購入商品をEC-CUBE上で販売することも可能になります。
定期購入商品(サブスクリプション)はECサイトの売り上げの底上げには欠かせない販売方法ですので、ぜひご検討ください。

EC-CUBEの動作環境
EC-CUBEが正常に動作する為には環境条件を揃えます。
システムが正常に動作する環境条件のことを動作環境と呼びます。
EC-CUBE4系の動作環境は以下となります。
EC-CUBE4系をご利用の場合は、必ず以下の環境を準備してください。
WEBサーバ
- IIS 7.0 以上が動作する
- Apache 2.0.x 以上
- Apache 2.2.x 以上
プログラミング言語
- PHP5.2以降
データベース
- MySQL5.0.x以降
- PostgreSQL 8.1.4以降
- PostgreSQL 9.x以降
必須PHPライブラリ
- pgsql又はmysql
- gd
- freetype2
- mbstring
- zlib
- ctype
- spl (PHP 5.3.0 未満の場合)
- session
推奨PHPライブラリ
- JSON(PHP5.2以降でオーナーズストアを使用する場合は必須)
- xml(プラグイン機能を使用する場合は必須)
- OpenSSL
- cURL
- hash
- mhash (PHP 5.3.0 未満の場合)
- mcrypt
- zip
EC-CUBEのマニュアル

EC-CUBEの操作マニュアルは公式サイトで公開されています。
EC-CUBE4 管理・運用マニュアル |【公式】EC-CUBE
また、EC-CUBEの開発者向けのマニュアルもあります。
EC-CUBE 4.0 開発者向けドキュメント – < for EC-CUBE 4.0 Developers />
EC-CUBEの不具合
EC-CUBEの不具合には3種類あります。
EC-CUBE自体の不具合
EC-CUBE自体に存在する不具合です。
不具合が発見された際はバージョンアップで解消されることが多いです。
頻繁にバージョンアップがあるわけではない為、不具合解消までに時間を要することもあります。
不具合がEC運営に支障をきたすものであれば、バージョンアップを待つよりも取引している制作会社に不具合を修正して貰う方がよいです。
EC-CUBEプラグインの不具合
プラグインは様々な開発会社が開発しています。
十分なテスト・検証を行われずに公開されているプラグインも一部存在しています。
また、プラグイン同士が干渉して不具合を発生させることもあります。
プラグイン開発元が直ちに修正すらば良いですが、修正までに時間がかかる場合もあります。
この場合も取引している制作会社に不具合を修正して貰うこととなります。
EC-CUBEカスタマイズ時の不具合
EC-CUBEをカスタマイズした際に不具合が発生することがあります。
この場合は、カスタマイズした制作会社に瑕疵担保責任がありますので(契約内容によりますが)、制作会社に相談の上不具合を修正して貰います。

EC-CUBEの脆弱性

脆弱性とはセキュリティホールと呼ばれるもので、セキュリティ的に欠陥がある状態です。
WEBシステムである以上、EC-CUBEにも脆弱性は存在します。

EC-CUBEに脆弱性がある場合は、株式会社イーシーキューブからパッチプログラムが提供されます。
パッチプログラムを適用すれば脆弱性は解決されますので、株式会社イーシーキューブからの通知は日頃から目を通すようにしておきましょう。
EC-CUBE脆弱性パッチプログラム
また、弊社ではEC-CUBEの脆弱性診断サービスを提供しております。
定期的に脆弱性診断を行い、発見された脆弱性を対策することでECサイトを安全に運用することができます。
低価格でご提供しておりますので、ぜひご検討くださいませ。

EC-CUBEを導入するメリットとデメリット

以上、EC-CUBEに関して様々な角度からお伝えさせて頂きましたが、総括する意味でも最後にEC-CUBEを導入するメリットとデメリットを記載致します。
どんなシステムにもメリットとデメリットはあります。
しかし、デメリットよりも享受できるメリットが魅力的であれば、そのシステムを導入する価値はあります。
EC-CUBEのメリット・デメリットを理解した上で、EC-CUBE導入をご検討ください。
EC-CUBEを導入するメリット
EC-CUBEを利用してECサイトを構築するメリットは以下が挙げられます。
低予算でECサイトを構築することができる
EC-CUBEはオープンソースの為、無料で利用できます。
その為、スクラッチ開発やECパッケージシステムよりも低コストでECサイトを構築することが可能です。
プラグインで機能拡張が容易
多種多様なプラグインが公開されています。
プラグインを利用することで容易に機能を拡張することが可能です。
EC-CUBEを取り扱う制作会社が多い
EC-CUBEを取り扱う制作会社は多いです。
相談先が多いことは安定したECサイトを運営することができます。
※ただし、コロコロと制作会社を変更することはおすすめしません。

カスタマイズ性がありECサイトを成長させることが可能
カスタマイズ性に優れている為、EC-CUBEの機能を柔軟に追加したり改修することができます。
EC事業の成長に合わせてECサイトを成長させることが可能です。
しっかりEC-CUBEを管理すれば10年は利用できます。
随時セキュリティパッチが公開される
脆弱性が発見された場合、速やかにセキュリティパッチが公開されます。
※脆弱性はどのようなシステムにも存在するものです。
EC-CUBEを導入するデメリット
EC-CUBEを利用してECサイトを構築するデメリットは以下が挙げられます。
ASPに比べるとECサイト構築費用や運営費用が高い
ECサイトのASPサービスに比べると、ECサイト構築費用や運営費用が高いです。
ASPサービスで十分な事業規模のECサイトの場合、EC-CUBEは過度なシステムになります。

EC-CUBEに精通した制作会社のサポートが必要
EC-CUBEを運営する為にはシステムの専門知識・スキルが必要となります。
その為、EC-CUBEに精通したスタッフや制作会社のサポートが必須となります。
定期的なセキュリティ診断が必要
メリットと矛盾するように思われますが、EC-CUBEのプラグインや独自改修に関しては自社でセキュリティ診断を行う必要があります。
決してセキュリティ診断は必須ではありませんが、安全にECサイトを運営する為には定期的なセキュリティ診断をおすすめします。
EC-CUBEのことはインテグレートパートナーに相談すればなんでも解決する

EC-CUBEインテグレートパートナーはEC-CUBEに精通した制作会社です。
インテグレートパートナーはEC-CUBEの構築実績やカスタマイズ実績が豊富です。

その為、EC-CUBEを使ってECサイトを構築する際はインテグレートパートナーに相談することでスムーズにECサイトを作ることができます。
また、既存のEC-CUBEに機能を追加したい場合や、トラブルが発生した場合もインテグレートパートナーに相談すれば解決します。
EC-CUBEで困ったことがあれば、ひとまずインテグレートパートナーに相談すれば大丈夫です。
ですから、お気に入りのインテグレートパートナーを1社見つけておくことをお勧めいたします。
サンクユーはEC-CUBEの構築実績・カスタマイズ実績が豊富
ちなみに、サンクユーは2007年からEC-CUBEインテグレートパートナーに認定されています。
2系、3系、4系でECサイトを構築した実績・カスタマイズした実績・保守を行なった実績が豊富にございます。

また、EC-CUBE DAY 2014で弊社がEC-CUBEで構築したECサイトが機能カスタマイズ部門で表彰された実績もあり、第三者からも評価されるEC-CUBE制作をしております。

EC-CUBEでお困りのことがあればぜひサンクユーまでご相談ください。








